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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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GWにはいった。
週末から高気圧に覆われて
ずっと快晴の日が続いている。

未明から金比羅山の空気を浸る。
~今日の愉快~

空気の透明感はないが満天の星が見える。この時間はひんやりして肌寒い。


いつもの皆伐場所。タケニグサが生え出して野菜畑みたいに見える。


ポンポン山から上る太陽。ずいぶん方角が変わった。冬は画面のもっと右から。


かろうじて咲いているヤマザクラ。花びらが絶え間なくひらひら舞い落ちている。


アカメガシワの葉が開きだした。季節はずれの毛布のような厚い葉っぱ。


赤橙色のヤマツツジが咲き出した。遠くからでもよく目につく。


小さなミツバアケビの雄花。雌花も可愛らしいのに、どうしてあの大きな実がなるのか不思議。


開けた尾根筋でコバノガマズミが開花している。長い雄しべがひょろひょろと気儘に伸びる。


サルトリイバラの若葉が日に透けて輝いている。気持ちよさそう。


コバノミツバツツジはいま若葉が見ごろ。頭上にダイヤモンドがいっぱい。


この日和にウワズミザクラがよく似合う。風にゆらゆら、のんびり初夏のお花見。


ヒメコウゾの花が咲き出した。赤紫色の小惑星たち。


街のフジはもう終わったのに、ここのフジはまだこれから。見ごろは2週間後か。


道端にオニタビラコの黄色が揺れる。つい誘われてしばらくお付き合い。


ガサゴソいう音との遭遇が増えてきた。なんとか立ち止まってくれたところでじっくりと対面。


沢のそばではノミノフスマが群落をつくっている。足の踏み場がない。


ハナニラの小群落。なぜここに?人家があるわけでもなく気になる。


川ではカワトンボが舞いだした。じっとしていると近くにとまることがある。


 針葉樹の山に若葉で覆われた広葉樹がぼわっと顔を出す。
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昭和の日。
早いものでもうGWの季節。
ようやく季節はずれの寒さが去り、
暑すぎない爽やかな気候が心地よい。

久しぶりにポンポン山の頂上に。
~今日の愉快~

朝のうちは快晴。ひんやりしているが日中の気温は上がりそうな感じ。


日の出。冬と違って太陽は躊躇せずぐんぐん昇っていく。


朝日に透ける若葉は静かに燃えているよう。


まだ明るい森のなかで伸びる芽。どこまで成長できるかな。


空が込み合いはじめた。5月が終わるころには葉が茂って冬よりも暗くなる。


ウリハダカエデの古木。こんなに大きくなるとは知らなかった。


若葉・若葉・若葉。目が痛くなりそうな緑色。


バッタの子供が登場。虫たちの季節がやってきた。


谷の色合いがとても素敵。


朝露がたっぷり。アケビの花がぞっとするほど綺麗。


タケニグサが一気に伸びだした。またころころの水玉で遊べる。


キブシの花はそろそろ実に変身中。


木の名前より、今はこの葉っぱに夢中。


小さな滝。岩陰の葉っぱが愉快。


ヤブツバキの花はそろそろ終わりかけ。濃い緑色の葉っぱも次の世代に移り変わる。


アオキの雌花。雄花よりシンプルだが力強さがある。


 雲だけ見てるとどこか夏らしさがある。
朝から強風。
山麓の気温は7℃。
初夏とは思えぬ寒さ。

ポンポン山の南側をたずねる。
~今日の愉快~

朝日をあびる斜面。今日の愛宕山は霞んで見通しはよくない。


昨日はよく降った。光に透けるウリハダカエデの葉にも水滴が残る。


こっちは樹高5mほどに成長したウリハダカエデの木。小さな花が咲いている。


クヌギの葉が開きだした。森の木の中では遅いほう。


プルンプルンのキクラゲ。光の当たりようで様々に色が変わる。


すごい風。時間が経っても気温があがらず冬のように寒い。


クロモジの若葉と花。いい色している。


金色に輝くサルトリイバラの花。


アカシデの若葉。直線の葉脈が力強さを感じさせる。


風下の日当たりのよい斜面ではミヤマシキミが満開。ほっと一息つく。


ホオノキの若葉。小さな木なのに葉っぱは一丁前の大きさ。


スミレの雫。眠りの夢を閉じ込めているみたい。


草の陰からスミレがたくさん咲いている。歩くのに気を使って結構疲れる。


コアジサイの葉が開きはじめた。小さなつぼみの集まりが可愛らしい。


 山中でもシャガが満開を迎えている。雨の後はいつもいい顔している。
暦(旧)が進み4月に入る。
初夏は嵐ではじまった。
気温は上がらず雨・風とも強くて寒い。

嵐のなかを野辺めぐり。
~今日の愉快~

花の時期はまだまだ続く。ウワズミザクラが咲き出した。


小さな白いスミレ。地上5cmでも風は容赦ない。


とても目立たないところでムベが咲いている。


急速に増水中のため池。雨風ともに強く初夏とは思えぬ寒さ。


雨に濡れるヤマウルシ。若葉はきれい。


まだ咲いていたヤマザクラ。この嵐で花は終わりそう。


早熟のサルトリイバラの実。周りはいま花が咲いたところ。


タラノキの若葉。一番葉は摘まれてしまった。


ゼンマイの胞子葉にのっかった水玉が別世界を映す。


びしょびしょのニガイチゴ。風情があって愉しい。


田のあぜでアザミが咲き出した。強烈な赤紫色が目に心地よい。


カキドオシの群落がいっせいに花開いた。素敵な色あい。


サトザクラ? サクラ同様にもう全身びしょびしょ、さらに寒さが身にしみる。


伸びるゼンマイ。雨なんかへっちゃら。


尾根にあがると雨・風ともに強まる。お山のいろんな緑色が素敵。


何の花だろうか。もしかしたらシキミ?


 コバノミツバツツジはもう終わりかけ。すかさず次のツツジが咲き出した。
夜明けが早くなった。
5時には色彩すらも十分に見分けられる。
今日も晴天。

ぴちぴちした川を遡行する。
~今日の愉快~

ヤマのツツジが咲き出した。つぼみから満開まで多様。早朝のツツジ色は青みが勝る。


ツタをまとう大きな木に朝日が差す。


光があたると川面が急に騒がしくなる。


ネコノメソウの仲間。


ササの葉の緑も輝く。


ヤマエンゴサクが別人のように美しい。


サンショウの若葉が伸びる。いい香り。


キランソウ。小さくても光をよく反射して眩しい。


今年もいつものヤマルリソウが満開。


クジャクシダの芽だし。くるくるの葉が面白い。


今日もモミジの緑が気持ちよい。


今年はじめて出会ったニホンアカガエル。長いこと水中にもぐっていられる。


山中の谷にも暖かい風が吹き抜ける。流れの水音が心地よい。


ヤマザクラが満開。昼近くの光はとても強い。


イチリンソウが咲き出した。花弁が水平になるまで開いている。


 ウリハダカエデの雄花序。光に透ける色形が面白い。
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