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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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旧暦卯月の2日。
季節は夏。

金毘羅山をぶらぶら。
~今日の愉快~

昨夜少しだけ雨。
わずかだが空気が澄んだ感じ。
朝の光にポンポン山の稜線が浮かび上がる。


今朝の気温は10度を下回る。
まだポケットに残っていた手袋がありがたい。
金毘羅山の東斜面がすっきりみえる。


伐採直後の斜面。
枯れた杉の葉が朝日で赤くなる。
早くもタケニグサが進出しだした。


はかない水滴の宝石たち。
光を吸収したり反射したり。
風に揺れる葉に翻弄されてころがったり。


朝の池の姿。
立ち枯れた杉の木にコケやシダが生える。
一つとして同じ形がないのが面白い。


わずかの雨で植物の姿は大変身。
カキドオシの花は水滴をいっぱいつけて
見るからにイキイキとしている。


コバノガマズミの花が咲き出した。
小さな花だけど光を反射してとても眩しい。


いつものところでヒメコウゾが咲いていた。
なぜかここでしか出会わないのが不思議。


日当たりのよい場所のウワズミザクラは
そろそろ茶色がかってきた。
日陰ではまだまだ花盛り。


初トンボ。
ちょっと追いかけっこして
ようやくご対面。
あたりではカゲロウもふわふわと
頼りなげに飛んでいた。


白いチョウチョ。
おもしろい柄をしている。
どんどん近づいてもなぜか逃げない。



フジの花が咲き出した。
少し山に入るとまだつぼみ。
1~2週間後が見ごろかな。

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