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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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7/16にあっさりと梅雨明けした。
入梅が6/2だったのでちょうど1月半。
雨量は平年値に比べると少なめ。
水不足にならないかちょっと心配。

ポンポン山の端っこを歩く。
~今日の愉快~

梅雨が明けたら雨が降った。
昨夕には降り止んでいたはずだが山はびしょびしょ。
霧に覆われて明るくなるのが遅い。


徐々に風がでて霧が薄くなってきた。
薄い霧を通して朝日が輝く。
水滴をつけたくもの巣が白くてよく見える。


出灰渓谷を覆っていた霧が見る間に晴れ上がった。
朝日をあびるポンポン山がくっきりと見える。


いっとき枯れたようになっていたシダが蘇った。
雨上がりに朝日をあびるシダの姿は瑞々しい。


ヨウシュヤマゴボウの緑色の実が目立つようになってきた。
同じ茎でもまだ花の咲いている穂もある。
大きな水滴をつけて風に揺られている。


コケだらけの松の幹にキノコがたくさん生えている。
森の中にも日が差し出してキノコが透けてきた。
風が吹くと梢から水滴がおちてきて雨となる。


夏の低山の山道は小木や野草に覆われて歩きにくい。
昨日の雨が水滴となって残っているため、
藪こぎしながら歩くとびしょびしょになってしまう。
棘のある小木が多く、夏の装いではつらい。


亀岡盆地を覆っていた霧もどんどん晴れてきた。
山腹に雲をいだく愛宕山が、高山のように見える。


昨年まではあまり出会うことがなかったネジバナ。
今年はあちこちでよく遭遇する。
少し離れて見たほうがいい感じ。


野草を掻き分けて進んでいると、
虫たちがぴょんぴょん逃げていく。
小さなカマキリが逃げずに残った。
しばらくカマキリの顔洗いを見学する。


林縁の道端にさくダイコンソウ。
黄色い花が良く目立つ。


玉状アジサイが満開になっていた。
このあたりは薄い水色から濃い青色のものが多い。
やっぱり水滴がよく似合う。


林道の縁にヒメヒオウギズイセンがたくさん咲いている。
あまり背が高くなくて他の野草に埋もれてしまうのが多い。
じっくり見ると実に素敵な橙色をしている。


山中のため池も風がないと暑いだけ。
湖面に映る夏雲がのんびりと流れていく。
風のたてる小波によって雲が油絵のように変化する。


リョウブの花が咲き出した。
昼近くの太陽は花の反射ですらまぶしく感じる。


開けた草原でチガヤの綿毛が飛び出した。
すでにぼろぼろになった綿毛は
かすかな風でも先のほうから飛んでいく。
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寝苦しい日が復活。
7月に入って5割は熱帯夜、
夏日は8割5分ってところ(ほぼ毎日)。

ひさしぶりに金比羅山もうで。
~今日の愉快~

ネムノキの花が見ごろ。
林縁の明るいところで
ふわふわしたピンク色の花が目につく。
好きな花のひとつ。


アケビの実が大きくなってきた。
この姿はとてもおいしそうには見えない。
細い茎にぶらさがる緑の塊が不思議。


雲が多い朝。
日が出るころになって少しずつ雲の切れ間が増えて
青空がのぞくようになった。


杉に囲まれた暗い谷をあるく。
沢に沿って設けられた立派な木道がくずれている。
かつてはどんな谷だったのだろうか。


なかば廃道になった尾根道を辿る。
汗をかいた顔にくもの糸がまとわりついてむずむずする。
暗い照葉樹の森にも赤い粘菌が顔をだす。


ひっそりとした金比羅宮。
かなり痛んでいるがなんとか持ちこたえている。
そっと祈る。


金比羅山の前山からポンポン山の稜線をのぞむ。
また雲が多くなった。
もやって見晴らしはよくない。


タケニグサの花のあと。
オレンジ色の花柱が四方八方にのびて面白い姿。


ウワズミザクラの実が目につく。
エナメルのような赤いピカピカした実が可笑しい。
黄色い実もからし色でなんともいえない配色。


はやくもヤマハギの花が咲き出した。
一足早く秋を感じてしまう。
しばらく見ているとがさごそとナナフシが顔を出した。


ヒメコウゾの実も濃いオレンジ色にすける。
このひげひげが邪魔をしておいしさが半減する。


なんの花だろうか。
マメ科のような葉・花にみえる。
小さな花だがなかなか見ごたえがある。


野のあちこちに橙色のヤブカンゾウの花が咲き出した。
光量が多い日中にみると、橙色が飽和してあふれだす感じがする。
うっすら緑色のつぼみが清楚に見える。


昼近く、炎天下のなかバス道をとぼとぼと歩く。
暑さで頭がくらくらしてくる。
ふと道端を見るとネジバナが咲いていた。


クズの花の青紫色が光に透けてきれい。
旺盛な繁殖力は困りものなんだが。

今週も雨のない梅雨空が続く。
気温は30度を上回り湿度も高い。
夏の青空と入道雲が待ち遠しい。

めったに歩かない谷を辿る。
~今日の愉快~

葉の上で朝を迎えるカエル。
梅雨のあいだ目を楽しませてくれたアジサイも
そろそろ終わりかけ。


山の頂は低い雲の覆われ
全体に少しもやっている。
それでも朝露はたんと降りており、
タンポポの綿毛にもちっちゃな水滴がついていた。


草むらにはたくさんの虫たちが隠れている。
足元から次々に飛び出すバッタたち。
小さな草にしがみつくショウリョウバッタの子供。


朝の川の表情。
苔むした岩の間をせせらぎが流れる。
コケは朝露でびしょびしょ。


ジャケツイバラの小さい実。
すでに大きくなった実がすぐ横からにょきっと生えていた。
実は見かけによらず硬い。


ムラサキシキブの花が見ごろ。
少し明るい林縁に多いみたい。


空はどんより曇り空。
葉の緑を楽しむのに最適な天候。
光に透けた葉の緑と影が面白い。


ぼうっとしたキノコ。
暗い森のなか白い傘がきれいに見える。


繭?
きれいな編み目。
持ち主は誰かな。


沢のそばで網を張ろうとしているクモ。
大きな黄金色のお腹が目立つ。
こんな糸だけで体が支えられるのが不思議。


森の一角に落ち葉が目立つ。
ちょっと日が差すと落ち葉がいきいきとする。


小さなヘビと出会う。
逃げ足が速いので枯れ枝でとうせんぼしたら、
上手にしがみついた。


日が差すと沢が生き返る。
小さな段差の水しぶきが輝き始めた。


森の中に差し込む一条の光。
谷風を受けた葉が大きく揺れる。


黒い棒のようなキノコ。
ちょっとさわると煙のように胞子が立ち上る。

ツクツクボウシが鳴き出した。
一匹だけだと鳴き声を味わう余裕がある。
森の様々な音を深く聞くことができてよい。

今日は雲に覆われた朝。
暑さのためか足は自然に谷に向かう。

~今日の愉快~

沢を囲む杉林。
手入れされて気持ちの良い明るさ。
わずかな隙間を得て一本のヤマザクラが育つ。


清流。
増水が続いたおかげで、沢がきれいになった。
いつ見ても気持ちが良い。


雨模様でもないのに今朝の山はもやっている。
雲間から朝日が差し込むと
幻想的な光景が出現した。


つたのような植物の花が満開になっている。
花の側面に蜜があるのか、
ちいさなアリがたくさん群がっていた。


山中で白い葉っぱが目立つ季節。
目立たないがマタタビの花も満開。


沢の上にも薄いもやがかかっている。
光のシャワーがまぶしい。


ミツバウツギの実が色づいている。
スコップを変形したような形も面白い。


レモンエゴマの背が伸びてきた。
この葉裏は見る角度によって透けたり紫色になったり。
匂いも楽しめて、いつまでも遊んでいたくなる。


おもしろいキノコ。
猫の手のよう。
見た目よりはしっかりとした感触。


小さな花。
強烈な黄色。


ミズタビラコの実。
肋骨のような茎が目立つ。


いつみても美しい。
パタパタと飛ぶ姿も写してみたい。


日が差すと暑さが増す。
ガマズミの実が色づきだした。
透き通るような赤色の茎に、
できたての赤い実がいい感じ。

7月(文月)に入り、旧暦も6月(水無月)に進んだ。

週半ばからいきなり猛暑。
週前半までの涼しさがうそみたい。

近所で芙蓉の花が咲き出した。
あとは蝉時雨で夏本番となる。

ひさしぶりに真っ暗な山歩き。
~今日の愉快~

夏至から2週間経過。
日の出は5分ほど遅くなり、日の入りは変わらず。
今日は地平近くに厚い雲があり、雲間から日が出た。


朝の濃い青空に筋状の白い雲。
ちょっぴり朝焼けで赤く染まる。
寝不足でぼおっとした頭に気持ちよさがよくしみ込む。


青空と太陽を閉じ込めた水滴。
日の出直後の太陽はまだぼおっとして
優しい感じがする。


朝の光に照らされた野イチゴ。
透き通った赤色がおいしそう。


暗い森のくもの巣に朝日が差し込む。
突然、どこからか光の短冊が現れた。
ちょっと早い七夕かざりか花火のよう。


暗い森のなか、ナツツバキの花と出会う。
白い花がぽつんぽつんと落ちている。
ちょっと緑がかった透き通るような白さが愉しい。


森を歩く足音以外に音が聞こえるとびっくりする。
がさごそ音がする方向を見ると、
小さいマムシが斜面をあがろうともがいている。
しばらく一緒に遊んで記念撮影。


雲が広がったようでいつまで経っても森の中は暗い。
小さな沢で水の流れを見ながら一休み。
ふと横を見ると小石のうえでアブも一休み。


沢の近くをうろつくサワガニ。
水場とはかけ離れたところで出会うことが多い。
横だけでなく前向きにも歩ける器用なやつ。


この辺りはカゲロウの密度が高い。
人気のある葉っぱには2~3匹が集まっている。
くもの巣に引っかかってしまったのも多い。


沢の終点、堰堤の池。
森の端の明るさがまぶしい。
水面がさまざまな色を映し出す。


開けた林道でタケニグサが勢力を拡大中。
そろそろ花が開きだした。
草の姿には似合わず、一つ一つの花きれい。


ノアザミの草と遊んでいたら一匹のミツバチが乱入してきた。
足にはすでに黄色い花粉が玉になってついている。
大きなおしりをふりふり、忙しげに花粉あつめ。


なんだか面白いとげとげの実。
するどい棘かとおもったらねばねばの突起みたい。
なんていう名前だろうか。


山里のだんだん畑の道端で
はやくもコスモスが咲き出した。
濃い赤紫色の花弁と黄色いしべの組み合わせが絶妙。

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