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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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金曜日は久しぶりの雨。
一日中しとしとと雨が降り続き、たくさん水たまりができた。
週末は一転冬並みの気温となり未明の山は5℃以下。

滝の様子を見に谷へ。
~今日の愉快~

雲が残るものの天気は回復しつつある。
雨に洗われて空気が澄んでいる感じ。
明けの明星・金星が輝いている。


ポンポン山の西を流れる出灰川。
谷沿いは秋色に変わりつつある。
川の水音はもはや寒さを感じさせる。


暗い谷間に咲くシュウカイドウ。
透き通る薄紅色の花が美しい。


この一角は樹齢の古い大木が多い。
コケとツタに覆われた広葉樹の幹。
太い幹に力強い枝の張り具合が心地よい。


1年ぶりに出会ったホコリタケ。
同じ場所で今年も群生している。
そろそろ頭にぽっかりと穴が開くころか。


滝の中ほどに生えるマムシグサ。実が赤く熟してきた。
それにしても寒い。
気温が低いうえに風が始終吹いているため、まるで厳冬のような寒さ。
体全体がこわばってきた。


根っことツタの競演。
枝やツタに絡まるコケとあいまって異様な空間。
ぼんやりとした光のせいで、なかなか離れがたい雰囲気がある。


大好きなコケの庭園。
夏ばてだったコナアカミゴケが見事に復活。
ごろごろした岩場のあちこちで盆栽風のミニ庭園を見せてくれる。
雨上がりの朝、なぜか寒いときに限って印象深い。


自然の庭園の一角に生える白いキノコ。
いまは名前を知らない。
マシュマロのようにふわふわで丸あるい容姿が面白い。


キノコの一種、フクロツチガキ。
どうみても木の実が落ちてきたようにしか見えない。
落葉の上に乗っかってるだけ、根があるわけでもなく不思議。


とても素敵なお気に入りの滝。
ちょうど朝日が差し込み、しばらく釘付けにさせられた。
雨あがりで水量が多く、滝もご機嫌の様子。


滝を照らした光は対面する山肌に吸収される。
ふと横を見ると暗い斜面の一部が浮かび上がる。
落ち葉の枯葉色、コケの緑色が心地よい。


ゴツゴツした木の肌と巻きつく太いツタ。
朝の斜めの光による陰影が面白い。
急斜面にいることを忘れてしまうひと時。


倒木を埋め尽くすカワラタケみたいないキノコ。
裏側からみるとまったく別ものに見える。
この谷にとって朝日が差し込む旬の時期に当たったみたい。


谷から空を仰ぐ。
黄葉した木の葉と空の青色がすがすがしい。
谷に差し込む光をじっと浴びて体を温める。


山里にもどってくると一足早い紅葉がお出迎え。
夜明け前も綺麗だったが、光を浴びるとまた違った美しさになる。

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無題
幻想的でとても素敵な写真で見入ってしまいました。
UK URL 2007/10/25(Thu)10:38:46 編集
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