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朝晩の温度差が大きいこの頃。
冷え込む日は少ない。
今年は木枯らしの吹く前に鮮やかな紅葉になるかな。
ポンポン山の山すその尾根・谷を散策する。
~今日の愉快~
快晴とはならず少しばかり雲がある。
おかげでちょっとした朝焼けが見られた。
朝から風があるので、日中はもう少し強くなるかも。
休耕田のコスモス畑。
花の盛りは過ぎた感じ。
うっすら朝日に照らされると色が鮮やかに変化した。
黄色いコスモスはいまが花盛り。
光を浴びるまえ、濃淡のないぼんやりした色彩が愉快。
黄の色合いも花の加減によってさまざま。
朝日が昇り強い光が差してきた。
光にあたった地面から水蒸気が立ち上る。
逆光に透けた薄桃色のコスモスが生花のように見える。
山林の端に現れた燃えるような赤。
ハゼノキの紅葉はいつも派手。
ついつい近づいて見入ってしまう。
林縁の山道で出会った鮮やかな橙色。
ちょうど朝日が差して黄葉が豹変した。
タイミングが良すぎて笑ってしまう。
山すそをめぐる道は谷に向かう。
おなじみの薄暗さに逆戻り。
時間とともに青緑から黄緑の変化が現れる。
傾斜が緩やかになり谷の広場に到着。
杉林のなかに一本の広葉樹が目に留まる。
谷歩きの緊張がすこしほぐれるひと時。
古い堰堤を巻いて上ると大きな池が登場。
対岸の杉木立が水面に映る。
落ち葉や小枝が浮かんだ鏡は独特の映しえを見せてくれる。
池の上流。
黄葉した木の葉がきれいに写っている。
水底の小石がぼんやり透けて空の一部になっている。
唯一の見晴らし場からの眺望。
京の街が秋空の下に広がる。
霞がかかっており街では秋晴れという感じではなさそう。
尾根道をたどる。
この道はシダが多い。
木の間から差す光にあたると薄緑色がきれい。
青空にヤマハギの葉がよく似合う。
日のあたる尾根は気温が高い。
朝の気温と谷歩きに合わせた服装では暑いくらい。
木陰に入って小休止。
タカノツメの複葉がほんわりとした緑色をしめす。
日当たりのせいか温度差のせいか、黄葉はまだまだみたい。
ぐるり山すそ巡りのあと、近くの柳谷寺を散策。
アジサイで有名なお寺だが紅葉もぼちぼち見ごろ。
山の雑木と違ってこういう紅葉はすこしひるんでしまう。
古い小さな池の姿。
水面に映るツワブキと金魚の組み合わせが妙。
ひとときを過ごしてしまう。