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旧暦9月に入り晩秋の時季となった。
キンモクセイが街でも山里でもいっせいに咲き出し、
秋の香りがあたり一面に漂っている。
今年は秋らしい晴天が少ない。
朝の雲を見にいく。
~今日の愉快~
未明の山。
まだまだ夜の時間帯。
雲が多い。
わずかに白んできた。
夜景のなかに木津川が浮かび上がってきた。
遠くに伊賀の山並みも見える。
朝日が昇る直前の雲。
薄いベールのような雲が輝いて、遠めには偽朝日にみえる。
黒い金色としかいいようのない色合いが面白い。
押し寄せる雲。
気温が低い上に風が強くて冬のような寒さ。
雲の形は見ている間にどんどん変わる。
うろこ雲。
雲のさざ波という感じ。
つぎつぎに違う姿の雲が表れる。
山の斜面の色合いが多彩になってきた。
前景に立つ木が紅葉しだして目立つ。
急斜面の上り下りを繰り返してようやく体が温まりだした。
ナンキンハゼと思われる紅葉。
この広い谷で1本だけ真っ赤になっていた。
ナギナタコウジュの花が旬。
谷のあちこちで風に揺れている。
どこから湧き出たのか不思議。
季節外れのガクアジサイ。
川沿いにぽつんと1本だけ咲いていた。
よくよく見ても花まっさかりという感じ。
キキョウの花の開く前の姿。
まるで五角形の座布団のよう。
開花するときはどうなるのだろうか。
山里のキンモクセイ。
ちょうど日が差して橙色がきれい。
十字型の花びらに2個のオシベがアクセントになっている。
花がボール状に集まってたくさん咲いている。
まさに満開になったところのよう。
1年ぶりの香りを味わう。
中秋最後の休日。
天気は雨の予報。
のんびり森あるき。
~今日の愉快~
山道を歩き出したとたんぽつりぽつりと雨。
雨をまっていたかのようにいっせいにカエルがなきだした。
冬眠するまえにはまだまだ間がある。
朝になっても森の中はまだ夜のよう。
暗い山道をぼんやりしながら歩く。
起きているのか寝ぼけているのかわからない。
雨脚がとても強い。
杉林の中はさらに暗くて憂鬱になる。
木立を通して明るさが見えるとほっとする。
ようやく雨が小降りになった。
山肌から一気に水蒸気がわきあがる。
出灰川の大きな谷が霧でうまる。
霧のなかに消える送電線。
と見る間に霧がうごいて鉄塔の連なりが見えてくる。
まるで深山にいるような感じ。
かすむ遠景に慣れてしまうと近景のくっきりさが目新しい。
シダの緑がとても新鮮。
ヨウシュヤマゴボウは花期はとても長い。
もうずいぶん前に黒紫色の実をみたはず。
水滴が瑞々しさを強調する。
すこし実が大きくなってきた。
連なった水滴が面白い。
なんというキノコか。
よく見るのと違って茶色が濃くテカテカしている。
雨に洗われてきれい。
林縁にコバノガマズミの赤い実が目についた。
すこし色づいてきた葉っぱとよく似合う。
やっと鳥がさえずりだした。
里に近いクリ林。
実のほとんどは落ちてしまっている。
均等に成長しているため大きな実は少ない。
柿の葉のようだが実は見当たらない。
一部の葉が朱色に変化している。
雨模様の景色にぴったり。
ヤマザクラは落葉するのが早い。
この木はまさに紅葉が見ごろ。
雨上がりの景色に彩りを添えている。
秋の快晴も一日だけ。今日から天気が下り坂になる。
朝から雲が早いスピードで流れていく。空一面の雲から晴れ間がひろがったりと忙しい。
特にあてもなく、いつもの谷をぶらぶら。
~今日の愉快~
山里の稲刈りは早い。
もう刈り取って3週間、二番目の葉がでてきた。
稲の列が優しい曲線を描いている。
朝露が多い季節。
他の畔にはえる草もごらんのとおり。
差し込む光がなくても水滴の輝きはいつもどおり。
山道を覆い隠すほどレモンエゴマが繁茂している。
花のつく期間はみじかく、すぐにおちてしまう。
かすかなレモンの香りが一面にただよう。
チシオタケがコケだらけの倒木にぽつんと生える。
透き通った縁のヒダヒダが面白い。
スギの森に朝日が差し込んできた。
よくみるとアオギリがひょろひょろと背丈を伸ばしている。
ここでうまく成長できるのだろうか。
南斜面で大きな葉っぱのキリの木と出会う。
花芽がずいぶん大きくなっている。
前年の枯れた実はたくさんついているが今年の実は見当たらない。
ずいぶん太陽の高度が低くなり、日差しが柔らかくなってきた。
そのせいか森の中は盛夏のときより明るい。
ぼんやり木々をながめていると木の実の落ちる音があちこちから聞こえる。
シワタケの仲間と思われるキノコ。
明るい光をあびてしわしわが面白い姿をみせる。
ぼんやりしていると寝てしまいそうなくらい心地よい。
山道に落ちていた小さなクリの実。
小さくてもちゃんとクリの姿形をしている。
人は関心を寄せないが、リスなどにはご馳走なのかもしれない。
曇ったり晴れたりと空模様はめまぐるしく変わる。
日差しがあると森の緑があざやか。
暗い谷からでてくるとほっとする。
山と里の境界に生えるツリバナ。
実の多くが開いてきた。
葉っぱもすでに黄色く色づいている。
耕されることがなくなった田に咲くサクラタデ。
ススキに覆われて人は立ち入らず、この花を目にするのは猪くらい。
花が大きくて姿が美しい。
秋晴れの一日。週末の快晴は実に久しぶり。
山里の朝の気温は13℃以下で手がかじかむ。
日差しを期待して出灰川の上流を遡る。
~今日の愉快~
二十六夜の月。
快晴の夜明け前の空にくっきりと浮かんでいる。
下方には明るく輝く金星がまだ見えている。
川のなかの黄色い落ち葉。
水がきれいなため葉の細部までよく見える。
流れの反射がなければ川の中にあるとは思えない。
川のそばの大きな岩に生える杉の葉っぱのような植物。
名前を知らない。
大きな岩なのに一面コケや植物に覆われて面白い姿になっている。
川から離れ獣みちをたどって尾根にたどりつく。
まさに朝日が当たりだしたところで緑が輝いている。
炭焼きにちょうどよい大きさになった雑木がたくさんある。
北の見晴台からポンポン山を望む。
低い標高だが山域は広いため、こうしてみると雄大な姿。
夏に比べるとだいぶ空気の透明度は増した感じ。
朝の斜光をあびるスギの斜面。
スギの色も一様ではなく、そこに枯れた松が加わって
素敵な配色になっている。
道なき道をころげおちて川に戻ってきた。
上流部で一番の見所の一つ。
夏にあれだけあったくもの巣がうそのようになくなっている。
川の傍流の水面に映る山の姿。
本流ほど水の動きははげしくなく、ぼんやりと
対象の姿を映し出している。
こちらは本流の水面に映る木々。
水のゆらめきと光の反射が入り混じり、
まるで油絵のような面持ち。
流れの急な部分。
ちょうど光が差して水面の色が変化した。
光の当たらないところは水も緑色になっている。
岩場を抜けると大きなカエデの樹がお出迎え。
紅葉にはまだまだだが、光に透けた葉が
様々な緑色を示し思わず釘付けになる。
みごとなコケの園。
太い倒木の半面をコケが占める。
光の当たり具合もちょうどよく見事な自然の造詣。
里に戻ってきたところで出会った花。
こちらも名前はまだ知らない。
背景の草の色ともよくマッチしてとてもいい感じ。
いままで使っていたblogがいっぱいになったのでこちらにお引越し中。
タイムリーに記事がUPできるよう早く慣れることが今の関心ごと。
過去の記事を移設するか、ホームページにまとめなおすかはぼちぼち考えます。
よろしくお願いします。