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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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大気はぐんぐん温まっている。
昨日は今年初の猛暑日、熱帯夜も7月は14日間と続伸中。
一方、暦は晩夏。
とうとう日の出の時間が5時台に戻った。
これから毎週5分ほどずつ遅くなる。
ときどき秋が感じられる。

たまには尾根歩き。
~今日の愉快~

山辺の草原でカヤの仲間が目につくようになった。
薄い白緑色の穂が朝の青っぽい空気の中に浮かぶ。
なんとなく愉しい風情がある。


倒木にぐちゃぐちゃと生えるキノコ。
整然としてないだけで痛んでいる様子はなく、
これはこれで新鮮に見える。


同じ倒木の反対側に育つカイガラタケ。
どうもこの倒木はキノコを生き生きとさせるみたい。


たしか日の出前はきれいな青空だった。
徐々に低い雲が押し寄せて、
山は霧に覆われる不思議な天気となった。
まるで日暮れのような空模様。


ときおり雲間から朝日が差す。
ササの葉の輝きがまぶしい。


明るいので薄い雲かと思ったが
しっかりと日を隠すほど厚い。
空の色と光の変化が雲間に見える。


そろそろ終わりかけのアカメガシワの花。
この時期は花が少なく、
ハチやアブが集まってブンブンとうるさい。


ぞくっとするようなナツツバキの落ち花。
静かな森のなかで一人幸せになる。


シキミの実が大きくなった。
ぴんととがった角が面白い。


オレンジ色のキノコ。
ちいさな体に似合わず、派手な姿をしている。


山中の森で出会ったトノサマガエル。
少し体が小さいのでジャンプ力はまだまだ。
ちょっとかけっこをして疲れたところでご対面。


山辺の草原にトンボの数が多くなった。
シオカラトンボは止まってくれるが、
オニヤンマは大きな体で空を飛び回る。


草むらを歩き回るツマグロヒョウモン。
何をしているのかな。


山に隣接する田んぼの脇で
チダケサシが薄い紅紫色の花を咲かせている。
青緑色の稲を背景にしてとてもきれい。


もう日は高くなったが
まだツユクサは生き生きとしている。
今日は青い色がとてもきれいに見える。


夏の黄色、ミヤコグサの花。
とてもまぶしくて見た目も暑い。
背中に日をしょっているからなおのこと。
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昨日から夏土用に入り酷暑の時期が到来した。
明け方の最低気温は27度弱。
朝から青空が広がり今日も暑くなりそう。

滝と戯れるために谷あるき。
~今日の愉快~

八重のクチナシ。
早朝から白い花びらが輝いている。


シダとコケに覆われた樹木。
沢を覆う草木はジャングルのよう。
クモの巣とも格闘しながら川を歩く。


このところ雨が降らないので沢の水量は少なめ。
岩場でも水しぶきが少なくて、岩の色までよくわかる。


しずかな流れ。
暗い森を映した水面はやはり濃い緑色。


岩に囲まれた滝つぼも静かに感じる。
水の流れを反射した岩はいっそう黒々と見える。


滝の中段の岩場に育つウバユリ。
つぼみが大きくなってきた。


岩場に広がって流れる滝の上部。
水も落ち葉も金緑色に染まる。


大滝は水はやさしく落ちる。
それでも近づくと大量の水しぶきが歓迎してくれる。


さらに滝の上部に。
枝谷の空間から日が差し込んできた。
岩を流れる水が複雑な色に変化する。


深みでは水の透明感がよくわかる。
日が差すと水面のきらめきがまぶしい。


このあたりはカエデが多い。
暗い森を背景に透けた緑の葉を鑑賞する。


涼しかった谷も日が高くなると暑くなる。
ぽっかりあいた森の空間がボトルのようにみえる。
冷たい水が恋しい。


せっかく尾根にたどり着いたのに、
藪と暑さに耐えかねて反対の谷へくだる。
大きな岩のくぼみを水が左に右に流れる。


3段からなる大きな滝。
一望することはできない。
大きな岩を流れる水がしぶきとなって降ってくる。


森を抜けると夏空が目に飛び込んできた。
気温がぐんぐん上がっている。
午前中から積乱雲が成長しはじめた。
7/16にあっさりと梅雨明けした。
入梅が6/2だったのでちょうど1月半。
雨量は平年値に比べると少なめ。
水不足にならないかちょっと心配。

ポンポン山の端っこを歩く。
~今日の愉快~

梅雨が明けたら雨が降った。
昨夕には降り止んでいたはずだが山はびしょびしょ。
霧に覆われて明るくなるのが遅い。


徐々に風がでて霧が薄くなってきた。
薄い霧を通して朝日が輝く。
水滴をつけたくもの巣が白くてよく見える。


出灰渓谷を覆っていた霧が見る間に晴れ上がった。
朝日をあびるポンポン山がくっきりと見える。


いっとき枯れたようになっていたシダが蘇った。
雨上がりに朝日をあびるシダの姿は瑞々しい。


ヨウシュヤマゴボウの緑色の実が目立つようになってきた。
同じ茎でもまだ花の咲いている穂もある。
大きな水滴をつけて風に揺られている。


コケだらけの松の幹にキノコがたくさん生えている。
森の中にも日が差し出してキノコが透けてきた。
風が吹くと梢から水滴がおちてきて雨となる。


夏の低山の山道は小木や野草に覆われて歩きにくい。
昨日の雨が水滴となって残っているため、
藪こぎしながら歩くとびしょびしょになってしまう。
棘のある小木が多く、夏の装いではつらい。


亀岡盆地を覆っていた霧もどんどん晴れてきた。
山腹に雲をいだく愛宕山が、高山のように見える。


昨年まではあまり出会うことがなかったネジバナ。
今年はあちこちでよく遭遇する。
少し離れて見たほうがいい感じ。


野草を掻き分けて進んでいると、
虫たちがぴょんぴょん逃げていく。
小さなカマキリが逃げずに残った。
しばらくカマキリの顔洗いを見学する。


林縁の道端にさくダイコンソウ。
黄色い花が良く目立つ。


玉状アジサイが満開になっていた。
このあたりは薄い水色から濃い青色のものが多い。
やっぱり水滴がよく似合う。


林道の縁にヒメヒオウギズイセンがたくさん咲いている。
あまり背が高くなくて他の野草に埋もれてしまうのが多い。
じっくり見ると実に素敵な橙色をしている。


山中のため池も風がないと暑いだけ。
湖面に映る夏雲がのんびりと流れていく。
風のたてる小波によって雲が油絵のように変化する。


リョウブの花が咲き出した。
昼近くの太陽は花の反射ですらまぶしく感じる。


開けた草原でチガヤの綿毛が飛び出した。
すでにぼろぼろになった綿毛は
かすかな風でも先のほうから飛んでいく。

寝苦しい日が復活。
7月に入って5割は熱帯夜、
夏日は8割5分ってところ(ほぼ毎日)。

ひさしぶりに金比羅山もうで。
~今日の愉快~

ネムノキの花が見ごろ。
林縁の明るいところで
ふわふわしたピンク色の花が目につく。
好きな花のひとつ。


アケビの実が大きくなってきた。
この姿はとてもおいしそうには見えない。
細い茎にぶらさがる緑の塊が不思議。


雲が多い朝。
日が出るころになって少しずつ雲の切れ間が増えて
青空がのぞくようになった。


杉に囲まれた暗い谷をあるく。
沢に沿って設けられた立派な木道がくずれている。
かつてはどんな谷だったのだろうか。


なかば廃道になった尾根道を辿る。
汗をかいた顔にくもの糸がまとわりついてむずむずする。
暗い照葉樹の森にも赤い粘菌が顔をだす。


ひっそりとした金比羅宮。
かなり痛んでいるがなんとか持ちこたえている。
そっと祈る。


金比羅山の前山からポンポン山の稜線をのぞむ。
また雲が多くなった。
もやって見晴らしはよくない。


タケニグサの花のあと。
オレンジ色の花柱が四方八方にのびて面白い姿。


ウワズミザクラの実が目につく。
エナメルのような赤いピカピカした実が可笑しい。
黄色い実もからし色でなんともいえない配色。


はやくもヤマハギの花が咲き出した。
一足早く秋を感じてしまう。
しばらく見ているとがさごそとナナフシが顔を出した。


ヒメコウゾの実も濃いオレンジ色にすける。
このひげひげが邪魔をしておいしさが半減する。


なんの花だろうか。
マメ科のような葉・花にみえる。
小さな花だがなかなか見ごたえがある。


野のあちこちに橙色のヤブカンゾウの花が咲き出した。
光量が多い日中にみると、橙色が飽和してあふれだす感じがする。
うっすら緑色のつぼみが清楚に見える。


昼近く、炎天下のなかバス道をとぼとぼと歩く。
暑さで頭がくらくらしてくる。
ふと道端を見るとネジバナが咲いていた。


クズの花の青紫色が光に透けてきれい。
旺盛な繁殖力は困りものなんだが。

今週も雨のない梅雨空が続く。
気温は30度を上回り湿度も高い。
夏の青空と入道雲が待ち遠しい。

めったに歩かない谷を辿る。
~今日の愉快~

葉の上で朝を迎えるカエル。
梅雨のあいだ目を楽しませてくれたアジサイも
そろそろ終わりかけ。


山の頂は低い雲の覆われ
全体に少しもやっている。
それでも朝露はたんと降りており、
タンポポの綿毛にもちっちゃな水滴がついていた。


草むらにはたくさんの虫たちが隠れている。
足元から次々に飛び出すバッタたち。
小さな草にしがみつくショウリョウバッタの子供。


朝の川の表情。
苔むした岩の間をせせらぎが流れる。
コケは朝露でびしょびしょ。


ジャケツイバラの小さい実。
すでに大きくなった実がすぐ横からにょきっと生えていた。
実は見かけによらず硬い。


ムラサキシキブの花が見ごろ。
少し明るい林縁に多いみたい。


空はどんより曇り空。
葉の緑を楽しむのに最適な天候。
光に透けた葉の緑と影が面白い。


ぼうっとしたキノコ。
暗い森のなか白い傘がきれいに見える。


繭?
きれいな編み目。
持ち主は誰かな。


沢のそばで網を張ろうとしているクモ。
大きな黄金色のお腹が目立つ。
こんな糸だけで体が支えられるのが不思議。


森の一角に落ち葉が目立つ。
ちょっと日が差すと落ち葉がいきいきとする。


小さなヘビと出会う。
逃げ足が速いので枯れ枝でとうせんぼしたら、
上手にしがみついた。


日が差すと沢が生き返る。
小さな段差の水しぶきが輝き始めた。


森の中に差し込む一条の光。
谷風を受けた葉が大きく揺れる。


黒い棒のようなキノコ。
ちょっとさわると煙のように胞子が立ち上る。

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