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雨がふったのは確か4月24日。
もう9日間もカラカラ天気が続く。
夜明け前はまだ涼しかったが、
日の出とともに気温は急上昇。
ついに夏日になってしまった。
~今日の愉快~
地平近くに雲の層があり
10分遅れの日の出となった。
日が出たとたん強い光が容赦なく降り注ぐ。
日陰がたまらなくうれしい。
日の出とともに吹き出した風が気持いい。
モミの若葉が朝の斜光に輝く。
ヤブツバキの花期は実に長い。
桜が咲いて散るまで約3週間。
それに比べ4ヶ月以上もどこかで咲いている。
倒木に生える白いキノコ。
吸い上げた水分が傘やヒダヒダの表面に
水滴となってでてきている。
こんなに水がいるのだろうか。
アカメガシワの葉芽が展開しだした。
ビロードのような赤い葉っぱがよく目立つ。
しっぽのような花序。
名前をしらない。
青空に控えめの薄い紫が面白い。
サンショウの若葉。木の芽。
葉をちぎって手でたたいてみると
さわやかな香りに包まれ元気になる。
ツツジの芽を這い回る幼虫。
赤茶色の葉に薄黄緑色の体がよく似合う。
ちいさいけど動くのは結構早い。
コバノミツバツツジが終わったところで、
ヤマツツジの登場。
薄い赤紫の花もよかったが、
オレンジがかった赤い花もまたいい。
お気に入りの森の上空は
若葉で覆われてきた。
初夏直前の青空はまだぼんやりしている。
倒木の影に生えるキノコ。
幼菌はかわいらしくて
キノコのイメージにぴったり。
今日はシマヘビと出会う。
森の中でヘビと競争。思ったよりも早い。
なんと最後は木の上に登ってとぐろを巻いてご対面。
日差しの下はもう暑くてバテバテ。
さすがに初春と同じ服装だときつい。
オニタビラコの黄色が濃くみえる。
緩やかな谷の道端で出会った花。
名前を知らない。
風が吹くとわさわさゆれて困るが、
暑さがこもった体には気持がいい。
炎天下の道端に咲くアマナ。
見た感じ萎れているような元気のない姿。
水を求めている自分の姿をみているよう。
沢の水面にシダの影がゆれる。
水と出会ってようやく一息つく。
沢の本流。
緑陰を映して揺れる波紋。
体の中まで染まってしまいたい。
もう初夏の陽気。
朝から春霞で見晴らしはよくない。
ぶらぶら谷を散歩。
~今日の愉快~
田んぼの周りは田植えに備えて
きれいに草刈されてしまった。
急斜面の草だけが頼り。
ゲンゲの数も残り少なくなった。
スギナは朝露の友達。
丸い茎と葉にたくさんの水滴がついている。
一つ一つの水滴が小宇宙のよう。
スイバのつぼみが大きくなってきた。
小さなつぼみにあわせて、
さらに小さな水滴がついている。
川沿いのコケの庭園。
水に洗われて気持よさそう。
ぼおっとした川の水は雲海みたい。
水滴だらけのカゲロウ。
この姿のまま一晩明かしたのか。
カゲロウの夢をあらわすかのように
大きな水滴が景色を写している。
ミヤマハコベ。
イチリンソウやニリンソウはまだ花びらを閉じたままだが、
こちらはまだ薄暗い森の中で白く浮かび上がっている。
もう種子がいっぱいのヤマネコノメソウ。
赤いツブツブが興味をひく。
いつの間にかウリハダカエデの葉が大きくなった。
日の光に透かして見るときれい。
花のほうは緑色であまり目立たない。
ヒトリシズカが咲き出した。
ここの群落が咲き揃うのはもう少しかかりそう。
先約の小さな虫が花の間からこちらの様子を伺っている。
とある斜面はワラビだらけ。
顔を近づけてみると水滴をつけたつぼみの姿が愉快。
その横で出会った黒いひだひだのキノコ。
ちょっとした弾みで枯れ枝があたり
カサッという感じでいとも簡単に折れてしまった。
ミツバアケビの雄花。
くるりとした形がなんとも面白い。
雌花も同色でなかなかおしゃれ。
やはくもマムシグサが大きくなっていた。
仏炎苞の中をのぞくとブツブツが見える。
どうやらこれは雄花のよう。
コケで覆われた倒木。
複数種類のコケが短い間隔で集まっており
端から順番に見ていくと見ごたえがある。
一年ぶりに出会ったアオダイショウ。
冬眠から覚めたばかりの体勢はいつも同じ。
頭を何かにのせて体を伸ばして寝そべっている。
すこし驚かしてしまったようで、
ぎこちない動作でのろのろと動いていった。
可愛らしいフデリンドウ。
薄暗い林の中では小さくて目立たない。
イチリンソウ。
日が高くなると大きな花びらを満開にする。
広がったたくさんのおしべが面白い。
今週は初夏の陽気のあと中春の陽気に逆戻り。
前半は夜でも汗ばむような暑さだったのに、
後半は一転して肌寒さを覚える気温へ。
街では八重桜が満開、藤の花も見事に垂れ下がる。
山はそろそろ桜が散り始め。
久しぶりに小塩山を散歩。
~今日の愉快~
更待月が夜明け前の空に残る。
まだ十分な月明りがあり、
森の木の梢が浮かび上がる。
今朝の気温は2℃。
おまけに風もあって耳も手も寒い。
朝が早くなった。
大阪・京都の日の出は5時12分頃。
超朝方の人間にはとてもありがたい。
ぶらぶら小塩山の周りで道草して、
金蔵寺へついたときはもうすっかり朝。
朝日を浴びて青紫色の花が気持よさそう。
こっちの黄色い花も、朝の澄んだ空に似合う。
開きだした花はとても小さくて、
満開になる姿とは似ても似つかないかわいらしさ。
カエデの花。
木の大きさには似合わない可愛らしさ。
朝の風にゆらゆら。
金蔵寺の大きな桜。
まだ咲いていた。
春らしくない澄んだ朝空に映える。
カエデ属の葉っぱ。
春から薄い赤茶色なのが面白い。
遠くから見ると紅葉しているみたい。
金蔵寺の大屋根。
木々の緑が増してきて、
冬に比べると見通しが悪くなってきた。
そろそろ日陰が気持ちよい季節。
小塩山のカタクリももう終わりに近い。
枯れかけた姿も朝日を浴びると
なかなか味わい深いものがある。
ミヤマシキミが満開になった。
小さな花のうえで小さな蟻が忙しそうに動き回る。
この蜜は美味しいんだろうか。
淳和天皇陵の上空。
なんとなく人形のように森がぽっかりと空いている。
不思議な世界。
いつのまにか青空に雲が広がってきた。
森の中のカタクリ。
一輪だけぽつんと咲いている。
首を傾げたように傾いているのが愉快。
毛虫くん。
木の枝からぶら下がって、
風にゆらゆら。
何を待っているのだろうか。
コバノミツバツツジも散り始め。
地面にピンク色の花が落ちていて、
見上げるとツツジがある感じ。
ぽつぽつとキノコに出会うようになった。
梅雨に向けて初夏のキノコの季節も近い。
ヒダヒダをじっくりみていると時間がたつのを忘れてしまう。
ヤマザクラの花びらがたくさん散っている。
まだ風が吹くとちらほら舞い落ちる姿にも出会える。
沢の小さな流れに花びらが浮かんでいる。
水鏡。
太陽がまぶしい。
枝にくわえて緑の葉が映るようになった。
あめんぼ。
いつもとちがって今日はおとなしい。
流れがないようでも
あめんぼがゆっくりと流れていく。
ようやく気温が平年並みに戻ってきた。
山の里は田植えの準備。
田に水をはり代かきまで。
カエルの鳴声が急にやかましくなった。
GW後半にはいっせいに田植えが始まる。
~今日の愉快~
晴れ間の多い曇り空。
昨日よりも暖かく気温は10度以上。
ほんのり朝焼けが見られた。
シャガが花盛り。
日向から日陰まであちこちで咲いているので
とても花期が長いように見える。
つぼみも元気いっぱい。
木々の梢はどこもかしこも新しい葉が広がりだした。
若々しい葉はいろんな色をしていて面白い。
暫くすると似たような緑一色になる。
サルトリイバラの花にも個体差があるみたい。
これは赤っぽい色をした花。
ほかに緑かかった黄色の花もよく見かける。
朝の空気も昨日に比べるとかなりぼんやりとしてきた。
杉の平坦な緑のなかに広葉樹のもこもこした新緑が浮き上がる。
コバノミツバツツジに朝日があたる。
緑の影のなかにピンク色の光が輝きだす。
朝の気持のよいひととき。
コナラの若葉。
白緑色の毛並みは柔らかくて気持がいい。
すこしヒンヤリしている感じ。
ウリハダカエデの葉も大きくなってきた。
上のほうの葉には花序も伸びている。
こっちも優しい手触り。
初春の頃は丸坊主だったのに、
ちょびちょびと葉が伸びだしたイヌシデ。
モミの木の若葉。
細長い葉っぱなのに、
思った以上に光をよく反射する。
ここでもミヤマシキミが満開。
真上から見るとおしべが突き出して
面白い顔立ちをしている。
晴れると太陽に光が強烈にふりそそぐ。
もう紫外線の量は夏の8割くらい。
もう夏の空のよう。
水が多そうなので滝の谷へ。
明け方は雲が広がっていたのに
どんどん晴れてきて水遊び日和となった。
~今日の愉快~
山はサクラが満開。
先週の雨で散り始めが早まった感じ。
赤茶色と緑色の葉をもつサクラが
花の白さを競い合っていた。
カエデの若葉の緑色が気持いい。
葉の影で小さな花が咲いている。
とても控え目でよ~く見ないと分からないが、
ひとたび気がつけば愉快になる。
山里のボケの花。
こちらも満開。
花がありすぎてどこに注目すればよいか迷ってしまう。
ここでも出会ったユキヤナギ。
ぼんやりとした日の出前の光の中では、
見違えるほど上品な花になっている。
思ったとおり沢は水であふれている。
雨あがりから4日経って、
これだけ豊かな水量があることに感激。
もうほとんど日の当たらない谷の一角で
出会ったキケマン。
どうしてこんなところで花が咲くのか不思議。
コケの世界を覗いてみる。
びしょびしょのコケのじゅうたんも
よくみると水滴の丸い形が残っている。
くもの糸についた雫はまるでサーカスのよう。
チャルメルソウの花が開きだした。
いつ見ても竜のひげみたいなツノが面白い。
谷に日が差し込み始めた。
水量が豊富で、滝の姿がいつもより凛々しい。
光を浴びると水の踊りが一段と威勢よくなる。
つい夢中になって滝と戯れていると、
いつの間にか全身びしょびしょ。
それでも寒くないのは晩春ならでは。
岩陰で一輪だけ咲くニリンソウ。
なぜかこの景色に目が釘付けになる。
花そのものよりも、光に浮かび上がる
岩の色や葉の緑色に懐かしさを覚える。
キヨスミイトゴケがゆるやかに揺れる。
滝のしぶきの風は肌身で十分に知ることができたが、
こういうほんわかとした風は目で見て感じるもの。
谷沿いのコクサギ。
若葉の緑と小さな花が目に優しい。
名前に似合わず若々しいさわやかな匂いがする。
岩の上にできた天然のコケの庭園。
凍った冬の姿もいいが、
春の薄緑色の蒴が並ぶ姿も面白い。
谷の斜面は山サクラの花と新緑が交じり合い、
いま一番素敵な色・姿になっている。
時が経つのを忘れて見惚れてしまう。
大木の森も新緑で明るい。
ここは上空こそ愉しい。
でも見上げてきょろきょろしていると
めまいがして水平感覚が狂うのがたまにきず。