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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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もう初夏の陽気。
朝から春霞で見晴らしはよくない。
ぶらぶら谷を散歩。

~今日の愉快~

田んぼの周りは田植えに備えて
きれいに草刈されてしまった。
急斜面の草だけが頼り。
ゲンゲの数も残り少なくなった。


スギナは朝露の友達。
丸い茎と葉にたくさんの水滴がついている。
一つ一つの水滴が小宇宙のよう。


スイバのつぼみが大きくなってきた。
小さなつぼみにあわせて、
さらに小さな水滴がついている。


川沿いのコケの庭園。
水に洗われて気持よさそう。
ぼおっとした川の水は雲海みたい。


水滴だらけのカゲロウ。
この姿のまま一晩明かしたのか。
カゲロウの夢をあらわすかのように
大きな水滴が景色を写している。


ミヤマハコベ。
イチリンソウやニリンソウはまだ花びらを閉じたままだが、
こちらはまだ薄暗い森の中で白く浮かび上がっている。


もう種子がいっぱいのヤマネコノメソウ。
赤いツブツブが興味をひく。


いつの間にかウリハダカエデの葉が大きくなった。
日の光に透かして見るときれい。
花のほうは緑色であまり目立たない。


ヒトリシズカが咲き出した。
ここの群落が咲き揃うのはもう少しかかりそう。
先約の小さな虫が花の間からこちらの様子を伺っている。


とある斜面はワラビだらけ。
顔を近づけてみると水滴をつけたつぼみの姿が愉快。


その横で出会った黒いひだひだのキノコ。
ちょっとした弾みで枯れ枝があたり
カサッという感じでいとも簡単に折れてしまった。


ミツバアケビの雄花。
くるりとした形がなんとも面白い。
雌花も同色でなかなかおしゃれ。


やはくもマムシグサが大きくなっていた。
仏炎苞の中をのぞくとブツブツが見える。
どうやらこれは雄花のよう。


コケで覆われた倒木。
複数種類のコケが短い間隔で集まっており
端から順番に見ていくと見ごたえがある。


一年ぶりに出会ったアオダイショウ。
冬眠から覚めたばかりの体勢はいつも同じ。
頭を何かにのせて体を伸ばして寝そべっている。
すこし驚かしてしまったようで、
ぎこちない動作でのろのろと動いていった。


可愛らしいフデリンドウ。
薄暗い林の中では小さくて目立たない。


イチリンソウ。
日が高くなると大きな花びらを満開にする。
広がったたくさんのおしべが面白い。

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