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雨を待つ曇天。
冬に逆戻りしたように寒い。
いよいよカレンダーは4月になる。
街は桜が見ごろだが山はまだ梅が見ごろ。
陰影がとぼしい山をふらふらと歩きまわる。
~今日の愉快~
光と影がなく山の景色は平坦。
目線は鮮やかな色をさがして近くをさまよう。
願いをかなえるように林縁でウグイスカズラと出会った。
耕作放棄された畑の一角に咲くジンチョウゲ。
目線の高さにありじっくり観察できるのがうれしい。
いつの間にか良い香りに包まれて幸せな気分になる。
同じ場所に咲く白梅と紅梅。
なぜかこの梅が気になって夢にまで現れる。
ようやく対面できたので、これで桜にも気が配れる。
丸々としたツバキのつぼみ。
どんな花が咲くのだろうか。
こんどはこっちが気になってしまうかも。
いつの間にか、ありふれた平地に小さな川ができている。
鮮やかな緑色の藻がびっしりと生えて、
見慣れぬ景色が広がる。
普段は通り過ぎる小さな谷にふらふらと入っていく。
思った以上に岩だらけで歩きづらい。
生えたばかりのチャルメルソウの葉が新鮮で美しくみえる。
ミヤマシキミも実にさまざま。
これはようやくつぼみが膨らみだしたもの。
谷上部のゆるやかな森に到着。
ここはナツツバキの森。
まだら斑紋の樹肌が魅力的。
最近目にすることが少なくなったと思ったら
こんな色姿になったサルトリイバラの実。
例としてはちょっと極端すぎたかな。
尾根の明るい道沿いで成長するモチツヅジ。
ちりちりの産毛が触り心地をよくしている感じ。
クロモジ属の花と葉芽。
開けた斜面でいま一番多く目にするものたち。
あと少しで黄色の花盛りとなる。
鳥の落し物。
芸術的な色形。
見れば見るほど惚れ惚れする。
中畑の菜の花畑。
黄色く染まってしまいそう。
やっと雨が降り出した。
今週は少し冷える日が多かった。
街ではコブシの花びらが散りだし、
芥川沿いの桜は早くも七部咲き。
家の周りの雑木林ではツツジが開花し、
植物の成長が加速しだした。
あてもなく谷巡り。
~今日の愉快~
スミレがようやく姿を現した。
雨の名残りの水滴が新鮮さを際立たせる。
山の植物は街に比べると2週間から3週間遅い感じ。
あっという間にフキのつぼみがこんなに大きく成長した。
ことしは摘まずじまい。
春のほろ苦さは別のもので味わいたい。
最近の雨の周期は週に2回程度。
今年の沢は水が潤沢。
しっかりとした水音は心地よく響く。
やっとタムシバのつぼみが大きくなってきた。
2つのつぼみが寄り添って、
じゃれあっているみたい。
新たしい葉っぱがいっぱい出てきた。
しわしわで柔らかい。
新緑と呼べるほど目につく量ではない。
枯葉色の斜面で1本の木が
ぼおっと黄色く輝いていた。
近づいてみると小さな花があつまって
ぼんぼりのように枝についていた。
名前をしらない木。
赤紫色のちいさなつぼみが集まっていてきれい。
近くの木にのぼり太い枝で腹ばいになって眺めていると
無性に眠たくなる。
空模様の変化が激しい。
先ほどまで日が差していたが、
突然黒い雲が広がりだした。
朧月みたいなお日さま。
山中のシキミが咲き出した。
山里にあるものより早いのが不思議。
谷のがけの上からの眺め。
まだ落葉樹の葉がないため見晴らしが良い。
谷の雫。
今日も水がおいしい。
なんとエンレイソウが顔をだした。
いつもは大きな葉っぱにならないと気づかない。
こんな小さいうちから花がついているとは愉快。
カワラタケ。
立ち枯れた木をおおい尽くしている。
ちょうど雨が降り出した。
開けた斜面でカテンソウが咲いている。
角ばった頭はとても花には見えない。
ちいさいのに一丁前にとげがあって痛い。
キブシの花。
小さくても凛々しくてきれい。
この黄色も味わいがある。
透き通る赤色のヤブブツバキ。
ヤブツバキもいろんなタイプがある。
上品なこの系統が好み。
雨が降ったり晴れたりと忙しい天気。
日が差すと沢の水が踊りだす。
石にあたりはじける水滴が気持をうきうきさせる。
昨日の晴天は半日しか持たなかった。
今朝は朝から曇り空。
未明の空に煌々と満月が照っているはずだが、
朝焼けのあとはただただ雲が広がるだけ。
先日の大雨のあとを見に尾根や谷を歩きまわる。
~今日の愉快~
あれだけ雨・風の強かったあとでも、
フクジュソウの様子は変わりなさそう。
曇天の早朝でも花を広げてくれていた。
金属のような暗紫緑色の萼片。
このなかにあの眩しいほどの黄色い花弁が入っている。
自然はなんて不思議で愉快なものなんだろう。
萼片にも変り種があるみたい。
こっちは暗紫色が目立たないタイプ。
花の開きかけで黄色がちらりと覗く。
春といえば黄色。
明るくない森のなかでもこの色は鮮やかに目立つ。
今日もヤブツバキの花がとても目に付いた。
この濃い赤色の落花はとても魅力的で、
すっと通り過ぎることができなかった。
キンポウゲ科の葉っぱ。
もうこんなに大きくなっていたとは。
相変わらず葉の先っぽにたくさんの水滴をつけてる。
フキの若葉。
まだとっても小さい。
食べたくなるほど瑞々しい。
ネコノメソウの花が旬。
沢沿いは足の踏み場もないほど。
よく出会うのに不精して名前を調べていない花。
ぼちぼち目につくようになった。
どうしてこんなに小さいのだろう。
ここもキツネノカミソリの群生地。
ところによっては山道さえ占拠するタフなやつ。
近くて遠い北攝の山を見る。
低山が連なる。
どこまで歩き回ったかしら。
東尾根がリニューアル。
松くい虫の拡大抑止と里山再生とのこと。
京都府?もなかなか乙なことをする。
大阪府も少しは見習ったらどうか。
クッキーのようなキノコ。
直径は10cmもあって立派。
少し焼けすぎて端っこが焦げてる感じ。
笹の緑色がきれいになってきた。
冬枯れた木立も、もう少ししたら新緑に覆われる。
そういえばウグイスの鳴声は格段にうまくなった。
大荒れの春分の日を過ぎたとたん、
一気に春本番を迎えた。
山はいよいよ花と新緑の季節となる。
早朝からいつもの山めぐり。
~今日の愉快~
日の出前。
京都の街の明かりが少しずつ見えなくなっていく。
ぐにゃぐにゃの太陽。
地平近くは濃い大気になっているみたい。
とうとう日の出の時間が6時になった。
今日はすっきりと晴れた。
一昨日の春分の日とは大違い。
このあと暫く冷たい風が強く吹いて寒かった。
サルトリイバラの実も枯色になってきた。
冬の赤色とちがって春のこの渋さも良い感じ。
青空にすっくと伸びる木。
朝日に照らされて気持ちよさそう。
開けた谷間の朝。
まだ朝の時間帯なのに、
太陽光線はとても強くて眩しい。
広場に生える草。
自由奔放に丸い茎か葉を伸ばす。
光に輝く姿は見ていると眠気を催す。
コケにも朝露がついている。
蒴についた水滴はまるで目玉のよう。
山の干しブドウ。
つい1ヶ月前は丸々としていたのに、
気温の上昇とともに萎びていくのも早い。
杉の雄花。
手でゆすると大量の花粉がほこりのように舞い散る。
開いた花はツクシみたいで面白い。
ヤシャブシの花。
小さな雌花も咲き出した。
枝にたわたについた姿は遠くからでも目に付く。
なんとキブシまで咲き出した。
そういえば街でもコブシかモクレンが咲いていた。
春はいよいよ旬を迎える。
ヒサカキの小さな花が咲き出した。
これだけは匂いですぐわかる。
大杉の祠にすえられたお地蔵さま。
焼けた跡が気になる。
ヤブツバキが花盛り。
落ちた花も捨てがたい。
朝日に当たる姿はまた愉快。
光に透けるとピンク色に変化して面白い。
今朝も曇り空。
ところどころに覗く青空が美しい。
いつもと趣を変えて尾根から谷を歩く。
~今日の愉快~
夜明け前の出灰の集落。
山里の朝はまだ肌寒い。
高いところに雲があるせいか、
それほど薄暗くはない。
小塩山まではすっきりと見え、
愛宕山はぼんやり春霞にうかぶ。
ポンポン山の頂上。
長いことご無沙汰していた。
ちょうど青空が広がりだして朝から気持いい。
二等三角点に朝日が差す。
積まれた石で埋まってしまいそう。
頂上のアセビはまだつぼみ。
開花まであと2週間というところだろうか。
谷へ向かう途中、
ミヤマシキミが朝日に浮かんでいた。
見てる間に光が通り過ぎる。
岩だらけの谷。
ここにも岩を割る根っこがある。
この力強さに感動する。
苔むす岩の間を流れる水。
このところコケの色がきれいになってきた。
今年もいつものところでキツネノカミソリが生えてきた。
ちょっと見ない間にずいぶん成長する。
光に透きとおる新緑も、光を照り返す新緑も
ともにイキイキとしている。
バシャバシャと音を立てて落ちる水。
春の強烈な光をうけて
水がうれしそうに飛び跳ねている感じ。
こっちはどかどかと流れる水。
岩にあたって跳ね返る水が、
優しい雰囲気に意外さを付け加えている。
滝の一部となって一気に流れ落ちる水。
岩をうがつように力強く突き進む。