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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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2007年大晦日。
今年もよく歩き、よく自然と愉しんだ。
何かの縁でこれをお読みに皆様ともども、
来年も元気で愉しい自然と出会えますように...

さて今日は大寒波が来襲。
里の気温は-2℃。
寒い上にむちゃくちゃ風が強くて体の芯から凍る。

~今日の愉快~

大晦日。気がせいて暗いうちから山歩き。
昨日のような雪雲は見当たらず、朝焼けがきれい。


横殴りの風が吹き、飛ばされてしまいそう。
普段はほわっとした草が風に飛ばされる。
ちょうど朝日がのぼった。


久々にポンポン山のピークに立つ。
とりあえず晴れており大阪方面がきれいに見える。
相変わらずここは風あたりが強い。


雲がとんでゆく。
空をさえぎる木の葉がなくなって森は明るい。


おめでたい紅白の鉄塔。あでやか。
高圧線が風を切る音がごうっと地鳴りのように響く。


斜面からつきだす霜柱。
山道も小さな霜柱に覆われてさくさくと歩く感触が愉しい。


1年ぶりにであったつらら。
やっぱり山中は寒さが厳しい。


氷に閉じ込められた葉っぱ。
冷たい。


氷に映る太陽と雲。
とても眩しい。


氷の後でみる綿毛のぼんぼりは暖かそう。
そろそろ体が凍りついてきた。


梅の小さなつぼみ。
冬さなかだが春に向かって着実に時はながれる。


山になる柿。
ピンポン玉くらいの大きさでかわいらしい。


テカテカ光るのっぽの赤い実。
何の実だろうか。


山里の民家になる立派なツバキの花。
柿の実との組み合わせが面白い。


誰も住む人のいなくなった古い民家。
白い屋根と竹の緑、青空がよく似合う。

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