ようこそポンポン山の森へ。
ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と
して知られる。
都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。
この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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旧暦で霜月最後の日曜日。
二十四節気の小寒らしい冷え込み。
山里の気温は-3℃。
寒々とした谷であそぶ。
~今日の愉快~
よく晴れている。
冷えてはいるが風がないとずいぶん楽に感じる。
木の枝から垂れ下がるコケも珍しく動きがない。
コケの庭園めぐり。
すべてのものが凍っている。
もみじの落葉もパリパリ。
コナアカミゴケもちゃんと残っていた。
こちらも凍り付いて硬くなってる。
紅い頭がとても鮮やか。
ツノゴケはまるで紙のようにパリパリ。
今日の日中はどこまで解凍するのだろうか。
ここは谷のなかのくぼ地で寒さの溜まり場。
スギの木も枝ばかりの木も凍りついて白くなっている。
岩の谷へ。
切り立った岩壁に生える木の根。
見れば見るほどたくましい。
急ながけをよじ登ると谷が開けた。
広々とした斜面で丸裸の木々が出迎えてくれた。
見通しが良く、空も冬らしい青さで気持がいい。
朽ちてゆく藁葺き屋根と柿の実。
時の流れを感じる。
出灰の集落のひとつ。
昼前になってようやく日が当たりだした。
屋根も田んぼも霜に覆われてまだ真っ白。
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