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大阪と京都にまたがるポンポン山周辺では年に3~4回ほど雪が降る。
今日はたぶん2度目の降雪。
このへんでは雪は珍しほうで、雪景色を愉しむ。
~今日の愉快~
夜明けごろは晴れ間すら見えていた。
歩き出すとどんどん暗くなって、とうとう雪が降り出した。
山のなかは見る間に真っ白。
冬でも青緑色がきれいなシダ。
雪が積もると寒々しくみえる。
木の陰に残ったくもの巣。
こんなところにも雪が舞い降りる。
雪の形は丸いものが多いが針状・棒状のものも混じっている。
小さなコケの群落。
土色の多い地面に若草色が鮮やか。
なぜかちょこんとだけ雪がのっかってる。
冬にはかかせないサルトリイバラの実。
たくさんの枝に覆われてかぶさる雪は少なめ。
ススキにもしっかりと雪。
谷に入ると風が弱くなって雪がまっすぐに落ちてくる。
山道におちていたモチの実。
黒い斑点ができててんとう虫みたい。
山中のため池。
思ったとおりカモが7羽ほど休憩していた。
秋ほどではないが、水面に映る草木の姿がきれい。
2つ目の池。
風がなく水面が鏡のように静か。
池のほとりの紅色の枯葉と水面の色が面白い。
ヤシャブシの冬芽と実が大きくなってきた。
もう1月もすると早春の花が咲き始める。
冬は山を彩る色数は少ない。
まだ青緑色のクサギの実が残っていた。
ヘクソカズラの愉しいオブジェ。
フユイチゴ。
斜面一面に群生している。
食べると甘酸っぱさが口いっぱいに広がって疲れが吹っ飛んだ。
きれいな金色のススキ。
ちらほらと降り続ける雪も一緒に。
ぼわぼわっとしたいっぱいの綿毛。
なぜか春らしさを感じてしまう。