ようこそポンポン山の森へ。
ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と
して知られる。
都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。
この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久しぶりに晴れた。
一年で最も南から上る日の出をみたくて夜道を歩く。
気温は平年より高く、厚着していると暑い。
~今日の愉快~
ちょうど沈んでいく月。
満月のため月明かりの影が長く伸びる。
日の出40分前ごろ。
晴れた空にちぎれ雲が流れていく。
ちょうどこの頃が夜と朝の境目。
愉しい朝焼けのあとに、ようやく日がでてきた。
夏にくらべると光の強さは弱々して、
いつまでたっても眩しくならない。
ススキと朝日。
かすかな風にススキがなびくいてキラキラしている。
北西から大きな暗い雲が近づいてきた。
光をあびる狭くて急な谷間。
どんな光景が見られるか楽しみ。
ヤブツバキのつぼみ。
赤茶色の葉っぱとつぼみの色がよく似合っている。
こちらのツバキはすでに多くの花を落としていた。
ツバキの花は落ちてからも様々な姿の変化が愉しめる。
枯草の綿毛。
突然雨・みぞれ・雪が降り出すおかしな天気になってきた。
開けた谷の急斜面を上る。
まだ枯れていないフキの葉が光に透けて面白い。
風が強い。雲が飛ぶように流れる。
ときおり雪が舞い散る。
ポンポン山の斜面も明るくなったり暗くなったり忙しい。
若い杉林と雑木林の間をぬける山道。
思い出したように光が差し込んで、暗い山道が一瞬だけ賑やかになる。
細かな雨やみぞれが降り続く。
雲間から光が差すと、目の前の山に虹がかかった。
PR
この記事にコメントする