忍者ブログ
ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

朝から小雨がポツリポツリと降り続く。
止みそうで止まない。
風が強くて寒い。

何も見るべきものがないとわかりつつ冬枯れた谷を歩く。

~今日の愉快~

冬の谷は寂しい。雨空であればなおさら。
マタタビだろうか。
すっかり干しマタタビになっている。


何の実だろうか。
暗い谷間にたくさんの小さな橙色が目立つ。


コケの上にぽつんとおいた杉の実。
なぜか見ているだけで寂しくなる。


高度があがると雨が霙に変わり、最後は雪になった。
風が強く、木の幹の一方だけに雪がついている。


山麓からみたら山には雲がかかっているはず。
もともと暗いスギの森がさらに暗くなっている。
着雪した幹が白く浮かびあがる。


風が強くて吹雪のよう。
降る雪の量が少ないので積もるほどではない。
倒木の上だけ白くなる。


少し見晴らしの利く尾根に立ち寄る。
雲に覆われて真っ白だった景色が突然晴れだした。


みるみるうちに雲が薄れて、対面する斜面が姿を現した。
見慣れた景色のはずだがとても新鮮に感じる。


すっかり冬枯れた木の梢が面白い。
眺めているとこちらでも霧が晴れて背景が浮き上がってきた。


また谷に戻るとマユミの実が風に揺れていた。
紅色の実がずいぶんと鮮やかに見える。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[10/02 さとういちご]
[07/21 massy]
[05/25 zzz]
[08/08 MARIKO]
[06/07 徳本義治]
最新記事
(07/05)
(07/01)
(06/07)
(06/06)
(05/31)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
漂泊の民
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]