[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
雨が続く。
大阪の冬には珍しく、昨日はまとまった雨が降った。
今朝も雨空。
沢の水量が増えたので冬の滝巡り。
~今日の愉快~
日の出の時間になっても谷の中はまっくら。
ぼうっとした明るさをたよりに沢を歩く。
盛り上がった枯葉をそっとどけると、なめこが顔を出した。
いつもの段々の滝を上から見る。
足元も姿勢も危なっかしくて冷や冷やしどうし。
大岩を流れ下る滝。
水量が多くて夏みたいに威勢がいい。
ただ大量の枯葉が季節をあらわしている。
行く手をふさぐ大滝。
本筋の脇にできた糸のような細い流れが面白い。
雨と滝のしぶきでびしょびしょになる。
さらに上流の流れにたまった落葉たち。
いろんな葉っぱが集まっており色形がさまざま。
朽木のキノコとコケ。
どちらも雨に濡れて気持よさそう。
キクラゲの仲間か。
入り組んだ倒木にたくさん生えている。
ぷよぷよした触り心地と紅色の姿がいい感じ。
スギの倒木の裏面を白く覆いつくす菌類。
雨かキノコが吐き出した水滴が雫となっている。
谷を離れて尾根筋へ。
雲間から愛宕山が顔を出した。
風が強く、雲がどんどん流されていく。
とつぜん日が差した。
周りが一気に明るくなり影ができる。
すぐそばの黒い実の雫が輝きだした。
面白いようにどんどん晴れていく。
先ほどまでの雨がうそのよう。
久しぶりに見る青空がなつかしい。
ようやく山里へ。
雨で滑りやすかったため、いつもより疲れ感がある。
とる人がいなくなった柿の実は、枝についたまま干し柿になりつつある。