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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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小寒を迎え寒の内にはいった。
今年の厳寒はどのような気候になるか楽しみ。

新年の山歩き。
~今日の愉快~

三が日はぐずついたが四日からようやく穏やかな天気になった。夜明けを待つ京の街。


今朝の気温は0℃で平年並み、山間部はうすいもやに覆われる。ちょっと幻想的な景色。


今年初のまっとうな日の出の絵。雲でぐにゃぐにゃした太陽の形が愉快。


実に穏やかな朝の姿。すがすがしくて気も静まる。


朝日を浴びるのが気持ちいい。紅い葉っぱもますます赤くなる。


本山寺に参詣。鮮やかな垂れ幕の装いが新年らしい。


ちょうど本堂にも日が差しはじめた。


年を越した柿の実。本堂の大屋根によく映える。


小塩山の淳和天皇陵。杉木立に囲まれた参道に年始の雪が残る。静けさはいつものまま。


いつものミヤマシキミ。低い太陽の光に葉っぱも輝く。


つやつやした赤い実がだいぶん増えてきた。


年が変わっただけで見るものがすべて新鮮。愛宕山の上に浮かぶ雲がいい感じ。


日当たりが良いのか、ここのサルトリイバラの実は見事。


 新年を祝うコケの花。
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七草も過ぎて
 小寒を過ぎ、七草も過ぎて、いよいよ寒さも本番をむかえるのかと思うと、やです。
 あの山間部のうすもやの中には、なにか不思議な生きものが棲んでいるかもしれません。新種の虫か、白蛇か、もののけか、仙人かもしれません。空気の流入加減や靄の溜まり具合は、ただごとではないという気がしないでもありません。
 朝日に向かって立つシルエット。冬の大地は荒涼として見え、ダイナミックな空との対比が、ユーラシアやアメリカといった何処かの大陸の広大な景色のようにも。
 淳和天皇陵の苔むす小屋は、風景に同化してとてもきれいです。杉が緑を残すから、つい季節を間違えてしまいそうですが、寒いんですね。
 ミヤマシキミのアングル、背景のボカシ、まったくもって申し分ない。素人目にもそのことが分かります。
 サルトリイバラというからには、イバラなんでしょうが、イバラって、やっかいなだけでなく、こうした可憐な一面も備えているのですね。一粒がどの程度の大きさなのでせうか。

 チェコの人が首都プラハで豆腐店を営んでいるというニュースを見ました。現在顧客は在留邦人が中心とのことですけど、木綿と絹ごし両方とも作っているそうです。豆腐のようなシンプルな食べ物が、はたして邦人以外に根付くでしょうか。気になってちょっと食文化を閲覧してみたら、濃厚な牛シチューなどがやはり代表的な料理のようで、難しいだろうなぁなんて思いました。
 チェコって、ご存知と思いますが、ケルト人が入っているらしいんですね。私は知りませんでしたけど。で、これは前置きなんですね(長くてすいません)。
 つづけてケルト人を閲覧してみると、歌手のエンヤさんなんかがあの民族に当たるようでした。ふと聴きたくなって手持ちのCDを久々に聴いてみたわけなんです。聴きながら、ポンポン山を訪ねてみたんです。かたや西の端、かたや東の端なのに、これがまた実によく合うなぁと感じたんですよ(あ決して暇でそういうことをしているのではありません)。
 今年も冬の寒さに体調を崩されるようなことのなきよう、お気をつけてポンポン山の瞬間瞬間をお伝えくださいまし。
zzz 2009/01/08(Thu)07:03:30 編集
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