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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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前夜、雲の隙間から満月が顔をだす。
晴れを期待して未明から山歩き。

低山の雪山をめぐる。
~今日の愉快~

夜明け前は雲が多い。月明かりと雪で夜目が利く。


月の沈む西の空は低い雲に覆われてる。それでも雲が月明かりを錯乱してぼんやり明るい。


日が昇るころ、どんどん雲が切れて朝日が差してきた。


広い雪の斜面に赤い実が目立つ。


雪で真っ白となったスギとヒノキの林。吹雪にさらされたのか幹まで白い。


開けた谷の雪景色。吹き溜まりの雪は足首まで埋まる。


山中の池にうつる白い森と空。未明の雲はどこへいったのか。


スギの森のなか。日にあたってゆるんだ雪が梢からどさどさ落ちてくる。


雪国のような真っ白の森。青く澄んだ空に伸びる白い枝がすがすがしい。


日の当たる尾根道。前日の雪はカキ氷状になって、歩くとざくざく音がする。


雪と一緒に輝くヒノキの葉っぱ。白い風景にちらりと覗く緑色が新鮮。


日陰の山道。わずかに差す光で雪がぼおっと光る。


小塩山から京都北山方面。低いところの雪はどんどんなくなる。


直射日光のあたる雪面は眩しくて目があけていられない。


 そろそろヤブツバキの落花と遊ぶ時期になってきた。
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そろそろ大寒
こんにちは さむいですねぇ。

月の沈む西の景色、日が昇るころの空と山肌の表情などは、ポンポン山本来の姿なんでしょうか。人が人のために手を加えることは、人にとって自然な行為なのかもしれません。そのことをよく知っていたのが、近代文明だとかと呼ばれる以前の人類だったのでしょうか。とうぜん意図してそうだったのではないにしろ、限界だったのでしょうけれど、結果としてそうだったんだろうなぁと思うんです。

雪の斜面の赤い実は、直射日光を受けていないせいで赤がより深みを強めていて印象的です。

雪で真っ白となったスギとヒノキの林は、まさに大自然のなんとかでしょうか。画面中央を左右に広がる暗がりに、すーっと吸い込まれそうな感じがしちゃいます。

その下、谷の雪景色、銀世界なんてよく言ったものですね。向かって左上のほうに細々と見える冬の枝先が、よけいに背景の空気の澄みようを感じさせてくれているようです。

スギの森のなかは、いかにも寒そうです。やっぱり出で立ちは「ワークマン」あたりで揃えておられるのでしょうか!?

白銀のまにまに緑。七草がゆを思い出します。
zzz 2009/01/18(Sun)14:57:04 編集
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