ようこそポンポン山の森へ。
ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と
して知られる。
都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。
この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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大寒を前にして寒さは一服。
暖かくなったわけではないが、
強い寒気がないだけでずいぶん楽になる。
曇天の山野辺をぶらぶら。
~今日の愉快~
朝は冷え込んだ。ため池は久しぶりに氷で蓋された。
下弦の月。旧正月まであと8日。
まだ薄暗いのに霜の降りた田んぼがやけに白い。先週の雪もあちこちに残っている。
村の社・大神宮社。神木が素直に大きくなっている。
足元には一丁前に赤い実をつけた小センリョウ。葉の色がなんともいえず美しい。
コケの上には大きなお椀。こちらも渋い色が味わい深い。
ようやく山の端から朝日が顔を出す。うすい雲が天を覆いもの寂しい感じ。
田んぼの畦はいきいきしている。小さなネコジャラシは霜で重たそう。
田んぼに張った氷が鈍く光る。かなり硬くて厚くが2cmほどもある。
畦には春の色も見え出した。オオイヌノフグリが寒さに震えて咲いている。
枯れた草たちも色は楽しい。
春を感じさせる黄色。こちらも恐る恐る咲いているみたい。
虫こぶだろうか。もじゃもじゃした突起が面白い。
ため池の素敵な色。枯れ葉の赤茶色から濃緑色までのグラデーション。
雪の間からコケの鮮やかな緑色がちらり。
暖かくなったわけではないが、
強い寒気がないだけでずいぶん楽になる。
曇天の山野辺をぶらぶら。
~今日の愉快~
朝は冷え込んだ。ため池は久しぶりに氷で蓋された。
下弦の月。旧正月まであと8日。
まだ薄暗いのに霜の降りた田んぼがやけに白い。先週の雪もあちこちに残っている。
村の社・大神宮社。神木が素直に大きくなっている。
足元には一丁前に赤い実をつけた小センリョウ。葉の色がなんともいえず美しい。
コケの上には大きなお椀。こちらも渋い色が味わい深い。
ようやく山の端から朝日が顔を出す。うすい雲が天を覆いもの寂しい感じ。
田んぼの畦はいきいきしている。小さなネコジャラシは霜で重たそう。
田んぼに張った氷が鈍く光る。かなり硬くて厚くが2cmほどもある。
畦には春の色も見え出した。オオイヌノフグリが寒さに震えて咲いている。
枯れた草たちも色は楽しい。
春を感じさせる黄色。こちらも恐る恐る咲いているみたい。
虫こぶだろうか。もじゃもじゃした突起が面白い。
ため池の素敵な色。枯れ葉の赤茶色から濃緑色までのグラデーション。
雪の間からコケの鮮やかな緑色がちらり。
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むふぅ〜ん
ため池の白色は雪原のようですねぇ。だが手前に目を移すと、意図して創りされたかのような形状の穴。言い伝えによれば、寒い地方では昔、雪女なる妖怪がいたといいますが、もしかすると氷女なんてものが居て、その穴は・・・。
プラド美術館所蔵の有名な絵画、ゴヤの『巨人』が、今朝方のニュースで、実は弟子のナントカさんによる作品だったという見方が確定されつつあるとのことでございました。さまざまた検証を行った結果、画面左隅にナントカさんのサインも見つかり、それが決めてになったのダトカ。
絵は描く人の心情なんかが滲み出ますし、書はもっと意味合いが限定的たったり或は哲学的だったり、音楽もまた素敵なものはいつまでも歌い継がれるようなところがありますが、芸術に関して専門知識など持たなくとも、鑑賞したり、時には参加してみたりするのが嫌いじゃないんです。だけどやっぱり、霜の降りた田畑の姿、木立、光といった大自然の織りなす厳しくも美しいさまには、スケールの違う感動を得ます。
センリョウも、こうマクロでくっきり観ると、実はおろか、葉肉の色合いや質感にまで見蕩れてしまうものがありますねぇ。ドングリの実は小動物のエサになったと見えますが、やはりこちらも、こうして観れば、茶器さながらの味わい。
プラド美術館所蔵の有名な絵画、ゴヤの『巨人』が、今朝方のニュースで、実は弟子のナントカさんによる作品だったという見方が確定されつつあるとのことでございました。さまざまた検証を行った結果、画面左隅にナントカさんのサインも見つかり、それが決めてになったのダトカ。
絵は描く人の心情なんかが滲み出ますし、書はもっと意味合いが限定的たったり或は哲学的だったり、音楽もまた素敵なものはいつまでも歌い継がれるようなところがありますが、芸術に関して専門知識など持たなくとも、鑑賞したり、時には参加してみたりするのが嫌いじゃないんです。だけどやっぱり、霜の降りた田畑の姿、木立、光といった大自然の織りなす厳しくも美しいさまには、スケールの違う感動を得ます。
センリョウも、こうマクロでくっきり観ると、実はおろか、葉肉の色合いや質感にまで見蕩れてしまうものがありますねぇ。ドングリの実は小動物のエサになったと見えますが、やはりこちらも、こうして観れば、茶器さながらの味わい。