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宵の雨は日の出とともに降り止んだ。
地面から湧きあがる水蒸気が
身近な風景を別世界のように見せる。
今日は(旧暦)端午の節句。
本来の雨の鯉のぼりを思いながら里山あるき。
~今日の愉快~
里の道端のドクダミが花咲り。
雨の景色によく似合う。
雨上がり直後の緑はとても青々としている。
立ち上る水蒸気とあいまって、
里近くの芥川がとても新鮮にみえる。
採石場近くから山に入る。
思わぬところに小さな池があった。
こんなところだからかモリアオガエルの卵が多い。
金毘羅山とポンポン山がつくる大きな渓谷。
山から水蒸気が湧きあがり、
風にあおられて様々に形を変える。
ウツギの花が旬。
出会う白い花はいずれもウツギという状態。
雨上がりは虫が少ないみたい。
雨後のキノコ。
カサカサに乾いたものより、
ぬめっとしたカサの様子が面白い。
もう一雨あるかと思っていたが
雲間から日が差すようになってきた。
光を浴びると沢がイキイキしてくる。
今年はじめてお目にかかるヒキガエル。
ヤマアカガエルと違って少しメタボ気味。
そのあたりに愛嬌があって面白い。
暗い森を経てようやく本山寺に到着。
鐘撞堂の屋根がいい感じ。
本山寺道をくだる。
しっとりした森の道を歩くのは愉しい。
赤い地面に緑がよく似合っている。
直径5mmほどの小さな花。
山道が白くなるほど
花びらが落ちているところもある。
山の宝石の一つ。
なんでもないアセビの実も
よくみると美しく可愛らしい。
田植え直後の原地区の風景。
田んぼが多く残っているのがわかる。
杉林のシダがとてもきれい。
なんともいえぬ緑色が広がり、
しばしみとれてしまう。
道標。
じっくりみるとこの石の色合いも
なかなか趣があっていい感じ。