忍者ブログ
ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今週の雨は週央の1日だけ。
たまに北からの空気に覆われると
すっきりとした青空が覗き気持ちいい。

雨の合間に水無瀬渓谷を遡る。
~今日の愉快~

梅雨時にしては水量は少なめ。
とはいえ平常時よりは遥かに多い。
明け方の光が少ない頃は緑々している。


岩の庭園。
岩と戯れるように流れる水の様が面白い。
ただし歩くのは大変。


瀬の流れ。
どこにいても水の流れる音が大きい。
ここはざあ~と高い水音。


カワトンボの数はそれほど多くなく、
であった種も2種類程度。
少し開けた浅瀬のあるところに集まっている。


崖の際は一段と暗く、水の白さが際立つ。
増水を繰り返した川底はぬめりがとれて
以前とは見違えるほど滑らない。


足場が悪いところは岩を手がかりに歩く。
常に目にするのは岩を覆うコケたち。
このコケはいつも丸い形でよく目に付く。


ぴょんと伸びたコケのあたま。
一つ一つ仔細に眺めるのもいいが
ずらっとならぶ形も面白い。


朝から曇天、昼からは雨の予報なので、
日が差すことは期待していなかった。
光を浴びた川は急に表情豊かになる。


川からも山道からも見ることのできない峡谷の姿。
切り立った岩壁に囲まれ、
巨岩が渓をふさいで深い淵と滝を作っている。


木々の緑がちょうどよい加減で水面を染める。
様々に変化する水の流れは見飽きることがない。
近くの滝が奏でる水音もいつのまにか気にならなくなる。


ところどころ転がっている巨岩に
ユキノシタが群生している。
花の時期はそろそろ終わりかけ。


水と岩とコケばかりのなかで
出会ったキノコはとても懐かしく感じる。
秩序なく曲がった形が面白い。


マタタビの花が終わり実が成りだした。
素直に伸びつつある小さな実のそばで
虫こぶがひときわ大きくなっている。

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
綺麗ですね
はじめまして。私も本日水無瀬渓谷を尺代〜尺代ダムまで遡行しました。
とても楽しかったのですが、多分この写真の方が綺麗です。近くの山でこんな素晴らしい写真を撮られる方がいるとは・・・脱帽です。
phantom_shell 2008/07/05(Sat)19:27:19 編集
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新コメント
[10/02 さとういちご]
[07/21 massy]
[05/25 zzz]
[08/08 MARIKO]
[06/07 徳本義治]
最新記事
(07/05)
(07/01)
(06/07)
(06/06)
(05/31)
最新トラックバック
プロフィール
HN:
漂泊の民
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
最古記事
カウンター
アクセス解析
忍者ブログ [PR]