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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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一夜あけたら銀世界。
今年は本当に雪がよく降る。
大阪ではたまにしか降らないから珍しいのに、
これだけ続くとすこしうんざりする。

ずいぶんご無沙汰している川久保渓谷をぶらぶら。

~今日の愉快~

天気はめまぐるしく変わる。
晴れていたと思ったら真っ黒になって吹雪いたり。
予想どおり山は雪で真っ白け。


オーバーハングした谷の出会い。
つららが針のように覆いかぶさる。


すでに10~15cm程度の積雪。
雪に埋まりながら歩くと足が凍る。
川のなかがとても暖かく感じる。


川の流れはいつもと変わらない。
雪に吸収されるのか、水音は柔らかい。


この渓谷でお気に入りの赤い石。
雪がしぶきを浴びて氷に変身中。


1.5mほどの段差の滝。
目の高さで水の流れを見るのは面白くて見飽きない。


やけに明るいモミの樹。
雪の反射でレントゲン写真のように内部がよく見える。


ついさっきまで吹雪いていたのにスカッと晴れた。
杉林の峯の一部だけがきれいに輝いた。


杉林の落雪嵐のあと。
上部で杉の枝から落ちた雪が次々に連鎖して、
雪嵐となって襲ってきた。
全身真っ白になってしまった。


晴れると気持が一気に明るくなる。
落葉樹の林をうろうろして気分転換をはかる。


ヘクソカズラ。
吸い寄せられるように白くないものへ向かってします。



新しくて立派な橋と古くて危なっかしい橋。
大阪府は財政難のはずなのに、毎年山をいじり続けている。
もう自然のままの良い谷がなくなってきた。


スキー場のように開けた谷。
膝下まで積もった雪に、きれいな風紋が刻印されている。


また吹雪いてきた。
林道の切りとおしで粘土層が露出している。
白い世界になかで、色とりどりの粘土が目を引く。

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