[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
雪のないところを求めて金毘羅山を巡る。
天気予報どおり晴れたが薄雲が広がり、
春らしいぼんやりした空模様となった。
明日は上巳の節句、水曜は二十四節気の啓蟄、
金曜日で旧暦1月が終わり、いよいよ中春を迎える。
花粉も本格的に飛散しだし春本番はもうすぐ。
~今日の愉快~
まだ日の出前の金毘羅山東斜面。
ぼこっと出っ張ったお山が不思議。
杉の木が赤茶色に化けてきて、
雄花が肥大してきたのがよくわかる。
枝振りの良い木。
フジのツルが絡み合って、
面白い姿になっている。
新緑の頃はどう変化するか見てみたい。
威勢の良い沢の水音に惹かれ、
急斜面を滑り落ちるように谷底へ降りると、
立派な隠れ滝とであった。
堰堤上流の池。
前回は新緑の頃に訪れたが、
背景は違っても立ち枯れた杉の木は変わらない。
金毘羅山のピークは見晴らしが利かないが、
林道周辺には良いポイントがある。
いつも眺めている愛宕山も、
前景が変わると雰囲気が大きく異なる。
こっちは小塩山の遠景。
前に広がる杉の山並みによって、
懐の深い小塩山が演出される。
こちらは金毘羅山の南斜面。
この山は中に飛び込むよりも、
離れて観賞したほうが味わいがある。
手前にある松の色合いに心惹かれる。
東からみたポンポン山の全景。
わずかに春霞がかかったようにぼんやりしているのが面白い。
こちらでも手間に広がる松の斜面が良い色を見せる。
久しぶりに出会ったサルトリイバラの実。
白い粉を吹いた表情がいい感じ。
反対に黒っぽいのはヤマブドウの実。
そろそろ枝なりの干しブドウと化してきた。
葉っぱがない時期はヤマノイモの実がよく目立つ。
一つ一つの実は単純だが、集まるととても複雑な構造に見える。
切りとおしのがけに生えるしだの葉。
下から覗き込むと、青空を背景に面白い姿となった。
金毘羅山といえばフジ。
いまは枯れたフジの実がぶら下がるだけ。
すっかり硬くなって石のよう。