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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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朝からよく晴れた。
空気の透明感はいまひとつだが、
空はくっきり青い。

本山寺道から廃道を巡る。

~今日の愉快~

ぐねぐねした木が朝日に照らされる。
ここは道もない小さなお山。
大阪府側では人工の杉林ではない自然が豊かに残る貴重な場所。


朝の光が斜面上部に届きだした。
あたり一面のシダがいっせいに明るく色づきだす。


この曲がり角の先がどうなっているかわくわくする山道。
気温は高くて冬の装いだたと汗をかくほど。


一本の草。
ちょこっとのぞいた白い毛と、
渋い赤茶色の茎がとても素敵。


よく晴れて空のてっぺんは青々としている。
ただ水平方向はぼうっとかすんでおり、眺めはあまり良くない。


ずいぶん道草を食いながら、ようやく本山寺に到着。
まだ朝の時間帯のためお参りする人は少ない。


本山寺周辺の国有林につながる道。
イヌシデの筋張った幹に葉の影がゆらゆら揺れる。


ここは立派なモミの大木が多い。
モミの実がなぜかひとところに集中して落ちている。


道なき道をたどり廃道にたどりつく。
沢沿いの道を進むと、
森を通過した光がちいさなプールを緑色に染めていた。


廃道は採石場で途絶する。
ここからは雄大な金毘羅山と、
ポンポン山を区切る出灰川の渓谷がよく見える。


中央砕石の現在の切羽。
計画では4,573,100トンもの岩石を3ヵ年で採取する。
残り1年でどこまで山の形が変わるか見てみたい。


出灰川の水はきれいな緑色。
ちょうどカワセミの番と出会った。
この時期に餌となる小魚がいるのだろうか。


地場の窯元。
今まで存在に気づかなかった。
焼き物の風鈴?がとても良い雰囲気。


原の周辺には古い民家が連なる。
様々な庭があってのどか。
ロウバイの黄色い花が満開で春らしい。

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この間まで雪の残る山の風景だったのに、もうすっかり春を感じますね。春の訪に気持ちが湧き立ちます。ウキウキ
ちび 2008/03/15(Sat)10:21:19 編集
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