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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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旧暦2月に入り中春をむかえた。
週初から本格的な黄砂に見舞われ、
一気に春めいてきた。

しばらくは寒暖の差がはげしく花粉も増えるため
体に負担がかかりそう。
ぼちぼちと谷歩きを再開。

~今日の愉快~

予報では大陸の高気圧に覆われて暖かくなるとのこと。
とはいえ朝の気温は氷点下2℃で十分寒い。
フキのつぼみがさらに膨らんだ。


朝から晴れ。
どうやってついたのか、
葉っぱにたくさんの水滴がついていた。


ヒヨドリジョウゴの茎は大半が倒れて枯れている。
赤くて瑞々しかった実もしわしわになってしまった。


ヤマザクラの樹皮が良い姿・色をしている。
このまま茶筒にしてしまいたい。


今日も沢の水量は多め。
ほんのわずかな石の段差で出現した小さな小さな滝。
小さな姿に似合わず、見ごたえはなかなか。


沢を覆うようにのびるツタ状の木。
新芽が大きくなって開きだした。
谷が新しい緑で色づく日が近い。


ヤブサンザシの新しい葉っぱ。
こちらは赤い葉が多い。
赤くても新葉の瑞々しさを感じる。


すっかり空っぽになったウバユリの実。
あの大雪で倒れることなく立っている姿は素敵。


広々とした斜面にぽつんと立つ木。
いよいよこの谷にも朝日が差し込んできた。
ときどき雲が青空を流れていく。


太陽の光がまぶしい。
冬の柔らかな日差しとちがって、
日ごとに光の強さが増している感じ。


いよいよネコノメソウが咲き出した。
先週まで雪に覆われていたとは思えぬ成長の早さ。
そういえばニリンソウの葉もぼちぼち顔を出してきたみたい。


なんてことないキノコだけど、
今日はとても色合いがきれに感じる。


尾根にあがるにつれ風が強くなってきた。
木の芽がいっぱい。
ウグイスが鳴きだした。もっと練習が必要。


北向きの斜面にはまだ雪が残る。
ポンポン山にはこれくらいの雪がちょうどいい。

出灰の谷。
松の山と杉の山の色合いが対照的。
先週同様、松の緑がとてもきれい。

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