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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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昨夜は春の嵐。
台風並みの雨と風で、
一夜明けると春一番宣言がでた。

嵐のあとの山歩き。
~今日の愉快~

朝の気温はなんと15℃もある。4月みたい。


朝は雨が残っていたが、とつぜん雲が切れて朝日がのぞいた。


太陽があたると山の斜面から霧が立ち上る。


とうとうマンサクが咲き出した。これだけ暑いと早春の感じがでない。


へんなキノコ。触ると頭から胞子が煙となってとびだしてきた。


落葉樹の枝の広がりと、広葉樹の葉っぱの組み合わせが妙。


森は雨に濡れてしっとり。歩く人もおらず風だけが吹き抜ける。


綺麗な色のコケ。雨に濡れて赤い落ち葉とよく似合う。


落ち葉のフトンで眠るヒョウ柄のどんぐり。


前夜の嵐で森の中は枝や葉の落し物が多い。この松の葉のように。


この暖かさと風だと花粉の飛散は避けられない。


穂がなくなったススキ。強い風で右にゆれたり左になびいたり。


大雨のあとの谷の斜面は危険。雪とは比較にならないほどよく滑る。


しっとりとした谷の森。水音がよく響く。


 昼近くになって気温が下がってきた感じ。風は相変わらずだが空は晴れてきた。
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環境が欲しい
例年よりもやや弱いかなという風でした。それでも風害はあったもようで、古い家屋を修繕している近所(東京)さんもおられます。

さて、一見モノトーンだろうかとも思える朝の風景。その中央に伸びゆく轍。空を映しながら奥の暗闇に消えていくさま、それはファンタスティック。

おぉ・・そうかと思えば極彩色の朝焼け。深い青と輝く赤の対比。空の湿気がやわらかみを添えて、実にまたなんとも。クリスティアンラッセンは少々キツくとも、大自然の美にはただ、言葉を失ってしまうものです。

まるでふかしたジャガイモのような「へんなキノコ」。バターをのせて、三時にでも食べたくなります。

なんの木でせうか、「綺麗な色のコケ」。こういうピントがあるんだなと勉強になります。かような環境が欲しい、そう思います。

その下の「ヒョウ柄のどんぐり」ですが、こちらはかわいい。落葉に抱かれて、なんだかしあわせそう。

花粉症の人には厳しい季節ですね。周囲に少なくありません。よく、食品添加物の濃い食べ物の摂取量がどうのとか言うようですが、それは多分本当かもしれません。良心的なお店や、それからなんといっても自宅での手料理。こういったものを努めて摂取するやうにするのが、苦しみ回避のコツといえそうです。
それはともかく、このように切り取られたスギ(?)を見ていると、全体的にもやもやわしゃわしゃした様に、抽象画さながらの良さを見出すことができます。
zzz 2009/02/18(Wed)13:30:21 編集
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