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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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霜月2日は曇り時々晴れ。
初冬はまだまだ秋の気配が残る。
山では鹿のフィーヨという鳴き声が響く時期。

小さな紅葉を訪ね山中を歩く。
~今日の愉快~

ナギナタコウジュもそろそろ終わり。花の落ちた花穂が風に揺れてる。


コケの景色が美しい。山道の崖がコケ庭に早変わり。


もこもこの針葉樹たち。クリスマスツリーにはどれがいいかな。


ヒサカキの冬芽が膨らみだした。この間まで実だったのに...季節はどんどん進む。


リョウブのひっそりとした紅葉。残った実が目立ちすぎ、紅葉が脇役になるみたい。


クロモジの冬芽。葉っぱのスプーンからこぼれ落ちそう。


今年もすくすくと順調に育つ杉の冬芽。花粉症の実には少し複雑な思い。


今日もバッタがぴょーんと登場。しばらくポーズをとると、またぴょーんとさよなら。


尾根から谷に張り出す紅葉。大きな葉っぱは見ごたえがある。

ポンポン山遠景とススキの斜面。ここのススキは最近増えだした。


表は赤紫色、ウラは紅色に色づいた葉っぱ。


連休だからか、身近な山は思ったより人気が少ない。


育成中の杉山。間伐された杉が樹皮をはがれて白く目立つ。


里のナンテンの実。色づき始めたところで、真っ赤になるのはこれから。


 里のセンリョウ。こちらも色づき始めたところだが、結構ピンク色も似合う。
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今週は晴天が少なくて曇の多い天候が続く。
平野部でも朝晩と日中の気温差が大きくなってきた。
ぼちぼち早めの冬支度の時期。

紅や黄をさがしに山歩き。
~今日の愉快~

大きなカメラが故障したのでちっちゃなカメラで軽快に山歩き。今朝も寒い。


谷の入り口を飾る彩り。


しゃがみこんで眺めるにはちょうど良い流れ。しゃらしゃらという水音に酔う。


この谷にこの角度で日が差し込むと冬の始まり。半年ごとの決まりごと。


谷川にちょいと日が当たる。もう光に強さが感じられなくなった。


黒っぽい岩場に落ち葉が鮮やか。流れにあわせて上下に揺れる。


あちこちでマムシソウが倒れかけてる。オレンジ色がきれい。


谷が落ち葉で埋まりだした。落ち葉を踏む音が心地よい。


黄緑色の森を映す水鏡。実はぼよよんとして捉えどころがない。


たわわに実ったヤブサンザシの実。朝日にすかすと...太陽みたい。


行く手を遮るシダ。葉の先端もクロスして駄目出し。


にぎやかなコケ。森の向こうが輝いてるのも気になる。


流れ雲の多い天気。日が差したり曇ったりと忙しい。日に当たらないと谷は寒い。


昼近くになって日が回ってきた。逆光に森が輝く。


 見事な紅い葉っぱ。やっぱり谷沿いに多い。

晩冬の終わりは大雪となった。
ポンポン山は白一色。
春の予感は微塵もない。

白い谷に向かう。

~今日の愉快~

昨晩から雪となり、今も降り続く。
赤松の樹皮の色がわずかにわかる。


アセビのつぼみが大きくなり目につくようになった。
2月末にはかわいらしい花が開きだす。


雪道を歩くと足がどんどん冷たくなる。
川の中のほうがよほど暖かい。
目の前で杉の木からどさっという感じで雪がおちてきた。


白化粧した木の姿が美しい。
白く覆われた道も踏み跡を残すのがもったいない。


雪がついた枝は大きく垂れ下がる。
山道はいつもより窮屈になっている。


沢の流れはいつもと変わりない。
ただ周囲が白いのと、水に映る山陰が白いだけ。


谷は一面雪に覆われてどこも同じように見える。
雪がキュッキュッとなる音が愉しい。


ボタンヅルも雪に覆われて垂れ下がる。
綿毛の白さは雪のほうが勝っている。


レモンエゴマの枯草。
ここまで枯れると雪だってへっちゃら。


鹿の足跡がくっきりと残っている。
一頭だけで寂しくないのかな。


雪はいつまでも降り続く。
止むような気配はない。
そろそろ雪にも飽きてきた。




谷の上流。
雪はどんどん深くなるばかり。
そろそろ手足がしびれてきた。


力強い杉の木。
ここまで腰ができていれば雪で折れることもなさそう。


きれいな冬芽。
この小さな枝にこの雪はつらくないのかな。

2月に入り立春が目前になった。
旧暦だと12月26日なので、こよみの上でも冬の季節はあとわずか。
この1週間、雨は降ったが雪にはならず、
先週の大雪もようやく解けてなくなってきた。

気の早い春を探しにお気に入りの谷を散策する。

~今日の愉快~

タンポポの綿毛についた雪の名残。
今朝も冷え込みは厳しく、雪ではなく霜で白くなっている。


枯れてゆく野菊。
まだ紫色をした花弁が名残惜しそう。


フキのつぼみ。
ここでは雪の間からフキノトウが顔を出すことはなく、
暖かくなると一気に成長してつぼみが開く。


川の流れ。
今年は雨・雪が多く、冬のあいだも水量は多目だった。


大きな岩の割れ目。
なんでもない沢に大きな岩があるのが何故か気になる。


雨や雪ではないため暖かいと思い込んでいたが、
山中はしっかり氷点下。
葉の上の雪も解けかけて、そのまま氷に変身している。


つららを探して谷歩きしていたときもあったのにもう見飽きてしまった。
とはいえこうして新しい出会いがあると、ついつい見入ってしまう。


干ブドウならぬ干ヒヨドリジョウゴ。
しわしわになったり、色が抜けて白っぽくなったりしている。
これが見られなくなると春になったといえるのかも。


落ちない枯葉たち。
枝についたままちりちりに枯れている。
寒さに凍えて縮こまっているような姿が面白い。


谷を遡ると徐々に残雪が増えてきた。
雪の帽子をかぶった瑞々しいキノコ。
この時期に成長するキノコもあるみたい。


倒木の上に大量に残る雪。
10~15cm程度はある。見るからに重たそう。


岩を落ちる水しぶきをあびてつららが成長している。
山奥に進むとどんどん気温が下がってきた。
体が凍えて歩き方がギクシャクする。


鹿の足跡を追って斜面を登る。
タムシバの冬芽がしっかりと大きくなっている。


尾根からの見晴らし。
黒柄岳の向こうに園部の山並みが見える。
近在の山に雪の色は見当たらない。


菌類に覆われるツバキの葉。
コケみたいだがたぶん粘菌の類だと思われる。
離れてみるとお茶の粉をまぶしたように見える。

この地域には珍しく連日の雪。
ポンポン山も真っ白。
吹き溜まりでは20cm程度の深さにまでなった。

今日は曇り時々雪。
ときおり雲間から日が差す天気。

~今日の愉快~

山里の民家の庭先でロウバイが咲き出した。
黄色の花をみると春が近いことを覚える。


雪まみれのヤブツバキの花。
落ちた花でも新鮮さが感じられる。


ヒサカキのつぼみ。
まだまだ小さいけど着実に膨らんでいる。


黄色や紅色の葉っぱが白い雪で強調されて面白い。
雪がないと見ていても気がつかない色合い。


雪が降り止むと視界が広がる。
杉木立の間から開けた斜面がのぞいた。


雲が切れたら急に明るくなった。
見慣れた風景が光線の束でがらりと変化する。



湧きあがる雲に光が交差する。
ここがどこか忘れさせるような光景が次々に展開する。


また雪が降り出した。
遠くではまだ光が差しており、妖しい景色となる。


少し落ち着いた天気になってきた。
開けた明るい谷はカラフルな様相。


ぐるっと回って東からポンポン山を望む。
この開けた斜面ではスキーができそう。


白い雪を背景に紅い葉っぱがよく目立つ。
このあたりは風が強く、吹き溜まりの雪はびっくりするほど深い。


日当りが良いためか赤い実が鈴なりになっている。
白くて寒い世界のなかで、体が赤色に反応する。


尾根を歩いているとスギのつぼみが目に付くようになった。
あと1月もすると花粉の飛散が始まる。


ようやく雪のない景色に出会えた。
心も体も温まる金色の草原。

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