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ようこそポンポン山の森へ。    ポンポン山とは・・・大阪と京都にまたがる標高679mのなだらかな低山。大阪からは北摂山系、京都からは西山と して知られる。 都に近い里山として、信仰の場として、人との関わりは昔から続いてきた。まだ再生可能な程度に自然が残り、日本鹿や猪・小動物の影は濃く、植物の種類もままある。    この日記は・・・一年を通じポンポン山地域を放浪し、猪鹿鳥の目線で自然と戯れ愉しむ。その妙の一端を歳時記に綴る。着飾らない自然をご覧あれ。気になる写真と出会ったら感想もご自由に。
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大寒らしく冷え込みが続く。
木曜日は雪が降り、都会で月明かりの銀世界を愉しむことができた。

ポンポン山は先週に引き続き雪景色。
滝の様子を見に谷を分け入る。

~今日の愉快~

明け方に月が残るようになった。
日がたつのは早いもの。
今日は寝待月。


どこもかしこも真っ白。
繰り返し降雪があったみたい。
雪をかぶった梢は重そうに頭を垂れる。


沢はどこも氷だらけ。
岩に生えるコケも氷漬け。


沢の水は十分に冷たい。
水が飛び跳ねるところはつららのパレード。


木や枝から垂れ下がるコケもつらら化する。
50cmほどの高さにまで成長した見事なつらら。


水のしぶきだけ見ていると、なぜか春を感じてします。


段々の滝の豪勢なつらら。
降りかかる水しぶきは、暫くすると氷に変化する。
レンズが凍りついてしまうほど冷え込んでいる。


蛇腹つらら。
どうしてこんな形になるのか不思議。


こちらはつららの暖簾。
何故かはしっこが一番成長している。


けもの道をたどり開けた落葉樹林へ。
佇んでいるとザクザクと音がして鹿が現れた。

ほとんどの山が雪化粧している。
思ったよりも断続的に雪が降り続いたみたい。


朝方は晴れていたがその後曇り。
昼近くになって時折晴れ間がのぞくようになった。
でこぼこした雪面の影はなかなか見飽きない。


藁葺き屋根は雪解けが遅い。
それだけ断熱性が高いのかしら。


白い雪で紅い実がひときわ目立つ。


梅のつぼみ。
まだ約5ミリ程度だが暖かさを感じる。
春が待ち遠しい。

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朝からどんより曇り空。
今日は昼から雪の予報。
川の様子が気になって川歩き。

~今日の愉快~

ポンポン山の西を流れる出灰川上流。
日がほとんどあたらないため、川沿いには雪が残る。


このところ寒い日が続いたため、
水がはねるところではつららが成長してきた。


ぼんやりと川歩きしていると目の前に小鳥が現れた。
水浴びをしたあと、川沿いをピョンピョンと飛び跳ねる。
お互いに意識して緊張しながらも、なぜかゆったりとした時間がながれる。

雪が積もると落葉樹林の場所がよく分かる。
ポンポン山の北側は針葉樹と落葉樹が
良い塩梅に混ざり合っているみたい。


今日もサルトリイバラの大きな株にであった。
紅い実がたわわに実り、離れてみると葡萄のように見える。


大きな岩壁にはえるシダ類。
垂直以上の岩肌にどうして生えるのか不思議。


川歩きをしていると石の色が目につく。
これは赤が勝った石。
どうしてこのように赤くなるのか気になる。


黒い岩を背景にしたつらら。
見る角度によっては手の指みたい。


水面すれすれに生える葉っぱ。
ゆらゆら揺れる姿を見ていると頭の中が空白になる。


岩のくぼみに張った氷。
氷の成長度の差によってプリズム効果で虹色が見える。


コケを覆った雪はどんどん解け出している。
雪が水滴に変化する途中、寒さでまた凍りついた。


ヒカゲノカズラの雪も同様。
雪の姿はなくかき氷の塊みたいになっている。


蛇行する川と落葉樹の森。
暖かくなったら日向ぼっこするのによさそうな森。


昼近くになり予報どおり雪が降り出した。
足元にころがる鹿の糞が雪の結晶で飾られ甘納豆に見える。

このところ寒の内らしい冷え込みが続く。
週末にかけてぐずついた天気は、山に雪を降らせたみたい。
雪をかぶった小塩山がおいでおいでをしている。

~今日の愉快~

潅木の間から近所の山を望む。
北向きの斜面ははまだ雪が残っている。
ちょうど朝日があたりだした。


今朝の里の気温は-2℃くらい。
山中は冷凍庫。全てのものが凍りついている。
風がないのでしのぎやすい。


雪をかぶった広葉樹の葉に朝日が当たるとキラキラ眩しい。
葉の表面は解けた雪が凍りついて氷になっている。


雪と霜に覆われた松の葉。
尾根に上がると一段と寒さが厳しく残雪が増えてきた。


氷の雫。
透明度は良くないので一気に凍りついたのかな。


きれいな雪景色。
大阪・京都の近郊とは思えない。
ちょうど晴れ間が覗いて日が当たり気持がいい。


北川の斜面はこんな感じ。
冬枯れの木々に雪の花が咲いた。


近くで梢をみると吹雪の様子がわかる。
こんな小さな枝でも雪のつき方ははっきりしている。


雪面から顔を出した枯葉。
朝の光で雪が輝いている。


冬のクモの糸。
雪と霜に飾られて重たそう。


すっぽり雪をかぶったミヤマシキミ。
赤い実がぽつんと雪のうえに顔を覗かせる。


冬の淳和天皇陵。
雪があるといっそう厳粛な感じがする。


きれいな雪面と愉しい影。
積雪5~7cmくらい。


落葉樹林の空。
見上げているとサラサラと雪が落ちてきて顔にあたる。
冷たくて気持がいい。


誰もいない静かな金蔵寺。
これがこのお寺のいつもの姿。
本堂の大屋根に雪が残っている。


本堂前のナンテンの実。
11月から姿が変わっていないのが不思議。

三日ぶりに雨・雪の降らない朝をむかえた。
一夜明けてポンポン山の森はうっすら雪化粧。
雪見のハイカーらで冬の低山は賑わっている様子。
久しぶりに多くの人と行き交った。

~今日の愉快~

どんよりした曇り空。
朝方、雲の切れ目から太陽がわずかの間だけ顔をだした。


京都盆地をはさんでかなたの北山を望む。
近畿北部は雪が多そう。


落葉と雪、小さな若木、朝の光と影。
しばし立ち止まって観賞する。


うっすら雪化粧した森の姿。今回の積雪は1cm程度。
木の片面が雪に覆われているところをみると、
いつもどおり吹雪だったみたい。


この間まで緑だったササもすっかり枯れてしまった。
茶色い葉には雪がよく似合う。


倒木に立ち寄った小鳥の足跡。
雪があると山の生きものたちの行動がよくわかる。


しっかりした霜柱。
触れるとしゃりしゃりとこぼれ落ちる。


雪をかぶった山道。
赤茶色の雑木に囲まれたグネグネの道が愉快。


きれいにつながったサルトリイバラの実。
こちらも雪との相性がいいみたい。


紅い新枝と膨らんだ冬芽。
枝がたくさん出てきて紅い茂みに変身中。


マユミの実。
もうそろそろ見納めの時季みたい。


雪をかぶるとシダの緑色がより強調される感じ。
遠くからでもよく目に付く。


広々とした田んぼ。
よく見るといろんな色がちりばめられていて面白い。
白い雪も色とりどりの仲間入り。

大阪と京都にまたがるポンポン山周辺では年に3~4回ほど雪が降る。
今日はたぶん2度目の降雪。
このへんでは雪は珍しほうで、雪景色を愉しむ。

~今日の愉快~

夜明けごろは晴れ間すら見えていた。
歩き出すとどんどん暗くなって、とうとう雪が降り出した。
山のなかは見る間に真っ白。


冬でも青緑色がきれいなシダ。
雪が積もると寒々しくみえる。


木の陰に残ったくもの巣。
こんなところにも雪が舞い降りる。
雪の形は丸いものが多いが針状・棒状のものも混じっている。


小さなコケの群落。
土色の多い地面に若草色が鮮やか。
なぜかちょこんとだけ雪がのっかってる。


冬にはかかせないサルトリイバラの実。
たくさんの枝に覆われてかぶさる雪は少なめ。


ススキにもしっかりと雪。
谷に入ると風が弱くなって雪がまっすぐに落ちてくる。


山道におちていたモチの実。
黒い斑点ができててんとう虫みたい。


山中のため池。
思ったとおりカモが7羽ほど休憩していた。
秋ほどではないが、水面に映る草木の姿がきれい。


2つ目の池。
風がなく水面が鏡のように静か。
池のほとりの紅色の枯葉と水面の色が面白い。


ヤシャブシの冬芽と実が大きくなってきた。
もう1月もすると早春の花が咲き始める。


冬は山を彩る色数は少ない。
まだ青緑色のクサギの実が残っていた。


ヘクソカズラの愉しいオブジェ。


フユイチゴ。
斜面一面に群生している。
食べると甘酸っぱさが口いっぱいに広がって疲れが吹っ飛んだ。


きれいな金色のススキ。
ちらほらと降り続ける雪も一緒に。


ぼわぼわっとしたいっぱいの綿毛。
なぜか春らしさを感じてしまう。

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